あわや、ギブアップ！「麺や 喜多楼」（福岡・赤坂）

ビロウな話で済みません。「嘔吐下痢症」という恐るべき病気から生還した麺食いの友人と。

ここは、前に一度チャンポンを食べて（未紹介）、気に入ってました。
本日は、なぜか「皿うどん気分」。
当然、大盛り。

出て来ました。
見よ、この雄姿！！

猛々しい活火山を思わせるその風貌に、まず圧倒される。
「五九郎」の「大大皿」の生ぬるさとは、わけが違う！！
「お若いの、大盛りってえのはこういうことですぜ。あんたの手に負えますかの」とでも言うかのような、ふてぶてしい面構え。
その放つオーラは、禍々しくも・・・っていつまでも言うとらんで食うぞ～！突撃～！！

・・・終わらん。
なんぼ食っても終わりが見えん。
ふと、「途中棄権」の誘惑が・・・。その時！！

麺食いの友人いわく、
「マイペースで、継続すれば、ゴールは必ず見える！！」

マラソン、35キロ地点で（走ったことないけど）最後の給水をした時のように、その言葉は、私の体内を駆け巡り、私の中に新たな走る（食う）喜びをも生じせしめたのであった・・・！

無事完食。

いや、うまかった！
麺と、具の野菜および豚肉、エビなどのバランスよく、特に麺のツルシコ感は腹の膨張感にもかかわらず、「もっと食いたい、もっと・・・」との欲望をあおり続ける。
味付けも、ことさら前に出てくるわけでもなく、どちらかというと「縁の下の力持ち」的な役割に徹している。
だからこそ、「継続」できたのかも。


これで通常の100円増しの、800円！！

お見事！☆☆☆☆☆