goo blog サービス終了のお知らせ 

ひげ坊主の散漫な日常

アラ還オヤジのとりとめない日々を、独断と偏見のみで、気ままに書きます。なので、すべて個人的感想です。万端、悪しからず。

やめろ、やめてくれ!

2010年10月09日 | 雑感
仕事で、中洲を歩いていて、ふ、と目に入った。

前にもアップした、ここ「千鳥饅頭総本舗」の

「螺旋階段喫茶」ビル。

なんか、様子が変。

いつもは、系列の「スベンスカ」がサンドイッチなんかを売ってて、

螺旋階段の席でゆっくり昼飯も食えるのに・・・。

近づいてみると、

なにやら「工事中」の様子。

「まあ、この建物もだいぶ老朽化が進んでるので、補強工事でもするのかな?」と、

シャッターの張り紙に目を移すと・・・

ゲゲッ!!

「閉店」!!

しかも、「昭和29年から続いてきました本店を、断腸の思いで閉店・・・」

うんぬん。

どうも、ただ事ではない。

いや~な予感。

「まさかとは思うけど、この素晴らしい建築物が、取り壊されたりはせんやろな、いや、今の日本では、もしかして、あるいは・・・」

思わず、張り紙にあった「呉服町店」の番号へ電話をかける。

係りの人が取り次いでくれた、原田という人。常務さんとの事。

「なんか、閉店って書いてありますけど、まさか、ビルを取り壊すなんて事はないですよね?」

「あ~、今共同経営者の集まりで、ビルの売却先を選定中で・・・。」

「共同経営者って?」

「あの~、一族がそれぞれ居りまして、それらが共同で所有してまして。」

「その話し合いって事ですか?」

「そういうことです。」

「まあ~、閉店は残念なことですが、」

「私どもも残念です。」

「そうですよね。けど、せめて、この素晴らしい建物は残して欲しいものですが・・・」

「そういうお声は、たくさん寄せられてます。」

「でしょ?じゃあ、売却するにしても、この建物の文化遺産的な価値を分かってくれる先にしてもらいたいもんです。」

「ハア~。」

「おたくのシンボルみたいなものでしょ?千鳥屋総本舗たるもの、いい加減な先に売却すると、名前に傷がつきますよ。
ファンとして、残してくれることを願ってますよ。」

「ありがとうございます。承っておきます。」

ここで、このビルを知らない人のために、以前アップした写真をもう一度。
















BGMなんか流れてなくても、「旋律」が聴こえて来るような、この空間。

このブログを観てくれた、心ある皆さん!

「保存運動」なんていう大仰なことは求めません。

千鳥饅頭総本舗「呉服町店」に、電話をしてください!

TEL092(941)5533

で、ちょうど今、HPで「お客様の声を大募集!」かなんかやってるので、ここに

「中洲のビルを残せ!」「螺旋階段喫茶よ永遠に!」なんかの声を送ってもらえたら、ありがたい。

mailto:info@chidoriya.co.jp



こんな建物、もう2度と出来ませんよ!

彦馬ぜよ!

2010年09月02日 | 雑感

いや~、「龍馬伝」。

薩長同盟をプロデュースして、寺田屋で襲撃されて。 

素っ裸のおりょうさんに助けられて、高千穂へ新婚旅行に。

そして、さらに運命は回天して行く。

いよいよ「龍馬」の一番美味しい部分に入ってきましたなあ~。

ところで。 新聞を見てたら、ふと目に入ったのが、

龍馬ぜよ!

誰でも知ってる、この写真。相変わらず、インパクトあるわ~。

これを撮ったのが、幕末長崎の写真師、日本の写真の祖、上野彦馬という人だ、ということはあまり知られてない。

三谷幸喜が、彼をモデルに「神田彦馬」という名前でドタバタコメディーをやっていた。
この上野彦馬の名前が付いた写真コンテストをやってるげな。

最高賞金、なんと50万円!

と、思ったら、「応募資格39歳以下」。ガクッ

まあ、お若い皆さん、一攫千金狙って応募してみれば?

http://www.kyusan-u.ac.jp/hikoma/


運命やいかに!?

2010年07月21日 | 雑感

福岡市、浜の町にある、古びた建物。



へえ~、不動産売買・仲介、タイプ印刷、ワープロ(今どきまだ頼む人がいるのかね~)、

ん?

運命鑑定?なにこれ?



げげっ!!


不動産屋のビル自体が「危険」!!

「浜の町ホーム」の、運命やいかに!?


京都は、ドロドロ!?

2010年07月09日 | 雑感
遺産、遺言、裁判沙汰。

誹謗、中傷、骨肉の争い。

いあや~、京都東山の一澤家の争いは凄いですなあ~。

長男がやってる「一澤帆布」から喧嘩別れで、三男が「一澤信三郎帆布」。

いろいろあって「一澤帆布」が休業してると、今度は四男が「帆布カバン喜一澤」。

嫁や姑、叔父さんなんかも絡んで、壮大な兄弟喧嘩は、最高裁まで。

本家・元祖争いから、本物・偽者論争。

従業員も巻き込んで、労働争議・訴訟も。


まあ、なんか「人間の争い総百貨」的な様相で。


ハッキリ言って、面白い!


この間の事情は、「一澤帆布ウィキペディア」に詳しいので、ヒマな人は覗いてみては?


ところで、

私も持ってます。「一澤信三郎帆布」の
ボストンバッグ

ちょっと小ぶりで、週末のトレーニング、小旅行なんかによく使ってます。

大阪時代に買って、もう2年半くらいになるかな?

結構使い込んだ「味」が出てきつつあるところ。


それはいいとして。


これを買った時のイキサツが、ちょっと前に書いた「京都のサイン」エピソード2になります。


せっかく大阪にいるんだから、近くの京都、「あこがれ」の一澤帆布の品を一つでも手に入れておきたい。

予備知識として、「兄弟喧嘩」の件は知っていたので、考えた末に、元々の職人を使ってる、といわれる「信三郎」のほうへ。

店のカタログを見ると、いい感じのボストンバッグが。

けど、店内に実物がない。在庫はあるのかな?


店の女の人に聞く。



店「さあ~、店にないのやったら、おまへんわあ~」

私「作ってないってこと?」

店「さあ~、職人次第ですよってにい~」

私「予約はできます?」

店「いや~、予約は受けてへんのですわあ~」

・・・・・・・。

私「そんなら、こうしましょう。私、大阪に住んでますんで、このバッグがお店に入ったらお電話  いただけます?」

店「それは、構いまへんえ~」

私「じゃあ、それでお願いします」

店「はあ~、よろしおす。店に入ったらお電話しますわあ~。
  それでも、お客はんが大阪から来はるあいだに、売れてしまうかも知れまへんえ~

・・・・・・・。

まあ、いつものパターンなら、ここでブチキレ。


とっとと帰りますがな。けど、「京都やからしゃあない」。

私「う~ン、わかりました。じゃあ、こっちのほう買わしてもらいます」

店「はあ~、お~きにい~」

で、買ったのが店に実物があったこのバッグ、というわけで。


後日、京都生まれ、京都育ちの先輩に、「京都っちゅうのは、なんちゅうトコですか!かくかくしかじか」と訴えました。

先輩の答え。「あ~あ。そら、『前金を払え』っちゅうことやわ」。


「サイン」やったんかい!


そんならそれで、ハッキリ言ってくれ!

けど、「まあ、京都やから、しゃあないわ」

私を銀河に連れてって?

2010年07月03日 | 雑感
仕事で北九州空港へ行ってきました。

何十年ぶりか。

記憶の中では、「小倉の城野の向こう側の、小汚い住宅街を抜けたところに、
忽然と現れる、小汚い、しょぼくれた空港、というより『飛行場』」

というイメージでしたが、

なかなかどうして。

響灘に浮かぶ人工島の、立派な Air Port!


カウンターに突然現れる、

メーテル!

銀河の旅を終えて、こんなところで働いとったんか!(涙)

愁いを帯びた声で、「ワタシヲミテ・・・」とか言ってる。

ちょっと怖い。

子供の客なんかは、泣く子もいるんじゃないか?

どうでもいいけど、

バックはもう少し片付けて、それらしく装飾してもいいだろうに。

「めかり」じゃないだろ、「めかり」じゃ!


*ミニ知識
  
    「メーテル」のモデルは、シーボルトの孫娘。

         三瀬高子


げな。う~ン、確かに・・・

欲の皮?ツラの皮?

2010年05月25日 | 雑感
とか何とか言いもって。

大阪梅田は駅前で。

兄ちゃん旗振り選挙戦?

ちゃうちゃう今日は大安吉日。

ジャンボひと筋どこまでも。

大阪名物4ビル前の

ジャンボ売り場の人だかり。

3億円の現物(?)に、

欲の気あおられ眼の色変えて。

「女性自身」も大注目!

編み出したるは秘伝の「タテバラ」。

黄色いハッピの兄ちゃんが、

おばちゃん相手に的中指南。

恥も外聞もおばちゃん捨てて。

押すよスタンプ、ペッタンペッタン。

「幸運」「的中」「大当たり」!!

「タダのモンなら、なんでもしとかな。」


ああコテコテ大阪の、欲の皮も人情も厚い!


んも~、スキスキ、大嫌い!!



つづく!

どうしても、コウやないとアカンのん?

2010年05月21日 | 雑感
てなわけで、腹を満たしたあとは、心を満たそうかと。

ちょうどやってた

「ルノワール展」を覗く。

@国立国際美術館
えらい、シュールな建物です。

可憐な少女の絵がメインのポスター。

それはエエけど、



「見ルノ、知ルノ、感じルノ」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


どーしても、シャレなアカンの?

どーしても、笑いを取らなアカンの?

このポスター、たぶん大阪限定。

以前、劇団四季が「アイーダ」を上演したときも、

大阪限定(四季の人に確認済み)のポスターには、

「すべては、愛だ(アイダ)」ってあったし・・・。(カッコ内は筆者)

上方落語や吉本新喜劇を出すまでもなく、「笑い」は大阪の文化。

「素人さん」が絶妙のコンビネーションでヤリトリしてるのを見聞きするたび、その思いは強くなる。


オモロイ街です。


けど、芸術の世界でまで「笑い」を絡めんでもよろしヤン。

フツーに出来んのかね~。


そういえば、こんナンもありました。


別に、「そやねん」って納得せんでもエエのんちゃう?

「火の用心」は大事なことって、みんな知ってはりマッセ!

殊更に「地の言葉」を使うことで、強調、あるいは特別性を出そうとしてるのかも知れんけど、な~んか鬱陶しいと感じるのは、私だけ?

「どげんかせんといかん!」とかね。

「きいつけやー あんたのことやで そのバッグ」とかね。大阪多いね、このパターン。

まあ、福岡も「今年はやらんといかんバイ!」とか言ってるんで、あんまり人のことは言えんけどね。

必然性もないのに、あんまり連発するのはどうかと・・・。



今回は文句タレタレですな


「おもろく、優しい大阪は好き。だけど、鬱陶しく、押し付けがましい大阪は嫌い」・・・。

前回言った「愛憎共にある」感情はこんなところに求められるのかな?

表裏一体、アンビバレンツ・・・。


なんか、「自己精神分析」みたいになってきたので、今日はこんなところで!


つづく!




都市の中の、オアシス!(福岡・舞鶴公園)

2010年05月18日 | 雑感
福岡で生活している者にとって、あまりにも身近な存在で、

むしろ却って縁遠い場所。

年に一回、夜桜宴会で泥酔するくらいなモンで。


ふ、と思い立って、平日の昼間にビールと弁当持って行ってきました。

福岡城址舞鶴公園!

新緑が眼に沁みる。

藤の花も見事!


これは、「なんとか櫓」

黒ずんだ木の壁が歴史を感じさせる。

天守閣跡の高台から。

天下取ったりイ~!!


別に、キリンの回し者ではありません。

黒田公も覗いたのかな?


きれいに整備されたラグビー場も。

ユーミンの「ノーサイド」が自動的に。

    ♪な~に~をゴ~オ~ル~に~き~めてえ~
        な~に~をギ~セ~イ~に~し~た~のお~♪  

グッスン!



いやいや、なかなか。

広い敷地内で、森林浴するもよし、歴史散策するもよし。


景色と酒に酔い痴れるもよし!


あらためて、「都会のオアシス」のありがたさを思い知りました。