一昨日に山形県内南部の南陽市にでかけた。
同じ山形県内陸部でありながら、山形市と置賜盆地に位置する南陽市とでは積雪量に雲泥の差がある。
北に位置する山形市では現在のところ積雪ゼロ。これに対して南陽市(赤湯地区)は写真でご覧のとおり。それでも双方ともに例年と比べれば異常なほどの少雪である。
積雪量についてはこれくらいにして、南陽市を訪れてクルマ問題に関することを2つ気が付いた。
一つは、上の写真のように、車道はきちんと除雪されているのに、歩道部分は除雪どころか、むしろ車道の除雪の雪捨て場になっているような有様である。
それならそれで、積雪期は車道部分も「歩車共存」にして、クルマも歩行者並みの最徐行にするというのでもあれば少しは納得できるのだが、現状は決してそうではあるまい。見た限りではクルマの速度は決して最徐行というような程度ではなかった。
もう一つは、更地に野積みされた捨てられた雪の山であるが、かなりの汚れが目立つ。
道路の大部分は舗装されているのだから、決して土の泥は多くはないはずなのに、どうしてこれほど黒ずんでしまうのか。
想像するに、一つは削り取られた舗装のアスファルトが粉塵となっていたのが雪とともに掻き集められたのが圧雪及び融雪とともに集約されたもの。
さらにクルマの排ガスに含まれていたPM2.5やその他の粒子状の汚染物質が集約された姿ではないかと思われる。
大気汚染は中国だけではないのだ。