天地を 照らす日月の 極みなく あるべきものを 何をか思はむ 

わびぬれば 今はたおなじ 難波なる みをつくしても あはむとぞ思う

夏至祭

2012年06月17日 | 夏は夜
 今年の夏至は21日。おひさまは、でてくださるでしょうか。

 昨年の夏至は22日。夫婦岩で知られる三重県伊勢市二見町の二見興玉神社で、夏至祭が行われました。二見浦(ふたみうら)には、夏至の時期だけ夫婦岩の間から朝日が昇ります。夏至の日の前後2ヶ月しか見られない特別な光景です。そして、この海中には興玉神石(沖の石)があり、昔からその沖の石は、常世の国から神が寄りつく聖なるところといわれてきました。夫婦岩はその鳥居と見なされています。夫婦岩の間から太陽が昇り、約300人が海に入って無病息災を祈った。同神社によると、夏至の日の出が拝めることができたのは02年以来という。

 午前4時38分の日の出を前に、白装束と下帯姿などの男女が神社境内に集まり、「エイサ、エイサ」と櫓をこぐ仕草を繰り返す「鳥船行事」で体を温めた後、天照大神を迎えるために、祝詞を唱え気合いを入れつつ海に入り、朝日が昇ろうとする夫婦岩に向けて歩いていきました。水平線が赤みを増し、夫婦岩の間から太陽が現れ、うっすらと富士山が見えると、朝日に向かって国歌を合唱しました。

君が代は 千代に八千代に さざれ石の
巌となりて 苔のむすまで




君が代は 千代ともささじ 天の戸や
出づる月日の かぎりなければ

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