天地を 照らす日月の 極みなく あるべきものを 何をか思はむ 

わびぬれば 今はたおなじ 難波なる みをつくしても あはむとぞ思う

硫化水素を餌

2012年02月08日 | 科学
 海上保安庁は7日、世界で最も深いマリアナ海溝チャレンジャー海淵の北東約80キロの水深5620メートルの海底で、貝の一種がマントル物質から栄養を取って生息しているのを発見したと発表した。調査結果は米科学アカデミー紀要電子版に掲載される。
 同庁海洋情報部の小原泰彦上席研究官は「地球上でどう生命が誕生したかを解明する手掛かりになり得る」としている。
 同部によると、発見したのはシロウリガイ類。海底でむき出しになっているマントル物質の岩から冷たい湧き水が出る場所で、大規模に生息していた。
 この場所では、マントル物質の岩が水と反応して変質し、水素とメタンを生成。シロウリガイ類は、このメタンが化学反応を起こして作られる硫化水素を餌とし、生命を維持していると考えられるという。(2012/02/07-19:34)時事

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