とんねるず主義+

クラシック喜劇研究家/バディ映画愛好家/ライターの いいをじゅんこのブログ 

足跡

2006年08月23日 14時03分23秒 | とんねるずの歌
1994年6月17日発売のベスト盤。

とりあえず収録曲をご紹介。

Disc1
1. やぶさかでない
2. 寝た子も起きる子守唄
3. 人情岬
4. 嵐のマッチョマン
5. 迷惑でしょうが…
6. 大きなお世話サマー
7. おらおら
8. 炎のエスカルゴ
9. YAZAWA
10. どうにかなるさ

Disc2
1. 情けねぇ
2. ガラガラヘビがやってくる
3. 一番偉い人へ
4. がじゃいも
5. フッフッフッってするんです
6. 結局のLOVE SONG
7. 大人になるな
8. 心めぐり
9. あした元気になーれ
10. 星降る夜にセレナーデ



Disk1は、ほとんど『とんねるずベスト』にも収録されている曲ばかり。

大好きな曲「YAZAWA」が入っているのがうれしい♪ 夏が終わる前にまた聴けて、良かったです。
秋元康氏のライナーノーツによると、
「あまりに売れなかった曲なので、(当時の状況を)覚えていない」
のだそう。はれっそんなに売れなかったっけ?

「どうにかなるさ」は・・・これ、全然おぼえがないっ。なんでだろ??

「炎のエスカルゴ」は、間奏がタカさんのDJバージョンなのがうれしいです。


Disc2は、91年以降のシングルを発表順に、他に『がむしゃら』『ほのちゃんにはがはえた。』『市川と宮嶋』からそれぞれピックアップされた曲が入っています。

「ガラガラへびがやってくる」「がじゃいも」「フッフッフッてするんです」なっつかし~!

あらためて聴くと、どれもすごくいい曲ですね。
この頃、普通のシングルは、ちょっと落ち着いた大人っぽい感じになってきていただけに、子供向けの曲にすることで、昔のようなハジケっぷりがよみがえったような。ごっきーによるアップテンポのアレンジがさえてるう。

「心めぐり」わたし、かなり好きな曲です。飽きない曲ですよね。

そして「星降る夜にセレナーデ」・・・名曲中の名曲、ベスト・オブ・ベストです。

さっきも引用した秋元氏のライナーノーツですが、前作の『悪い噂』から始まっています。
正直な所、このライナーノーツ、あんまりおもしろくない・・・(秋元さん、ごめんなさいです)

けどね、けどね、「大人になるな」のライナーノーツは、すてき。

Tunnelsの歴史は、闘いの歴史である。
時代と闘い、大衆と闘い、そして、自分と闘って来た。その"子供じみた"好戦的な行き方は、今も、何も変わっていない。
人気が出たり、お金が手に入ったり、地位を築いたりすると、守りにまわる人たちが多い中で、貴明は憲武に、憲武は貴明に戒める。
「大人になるな」
Tunnlesは、貴明と憲武という2枚の合わせ鏡である。


こういうことって、とんねるず本人は絶対に言わないようなことだけに、秋元さんがこうして文章にしてくれるのが、ありがたいなあ~と、思います。


ベスト盤というわりには、やや曲数が少ないですし、『とんねるずベスト』と重なる曲も多くて、ファンとしてはそのセレクションに不満がないわけではないのですが・・・たとえばとんねるずの音楽活動を知らない若い世代が、その歴史を手軽に知るには、非常にいいセットかもしれませんね。

お友達に、お子さまに、プレゼントとして、一枚いかがでしょうか(by北社長)。






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