アジアが生んだ名匠、アン・リー監督が『ブロークバック・マウンテン』でアカデミー賞監督賞を受賞しました。
ゴールデングローブの作品賞は獲得、惜しくもアカデミー作品賞は逃したものの、『グリーン・デスティニー』で外国語映画賞を受賞して以来ふたたびの快挙!おめでとうございます。
この日のために、アン・リー監督作品をおさらいしておけばよかったのですが、ごめんなさい、してません・・・おぼろげな記憶を頼りに、彼のフィルモグラフィーを少しひもといてみたいと思います。
さて、彼が同性愛を映画で描いたのは、『ブロークバック~』がはじめてではないんですよね。『ウェディング・バンケット』(1993)ですでに台湾人とアメリカ人のゲイカップルの物語を撮っています。アン・リーが台湾で撮った初期作品は、これを含めて『推手』(1991 観たような気もするけどおぼえてない)『恋人たちの食卓』(1994)の三本。すべてにお父さん役で出演しているラン・シャンがとてもいいんですよね。いずれも「家族」がテーマでした。
だから、彼がアメリカで『アイス・ストーム』(1997)を撮ったのは、当然のなりゆきだったんですね。この、アメリカ文学の影を色濃く反映した作品、ロバート・レッドフォード監督の『普通の人々』とならんで、わたしの家族映画ベスト10に入る大好きな一本です。これを観てトビー・マグワイアくんのファンになりました♪
その前に撮っている『いつか晴れた日に』(1995)、ジェーン・オースティン原作でキャストもすべて英国人俳優を使っているけれど、アメリカ映画なんですね。意外。ラストがすばらしい一本でした。ヒュー・グラントの魅力を存分に引き出した作品だと思う。
『楽園をください』(1999)、トビーくんが主役♪ シノプシスを読んで「あ~観た観たこれ」とようやく思い出した・・・うん、そういえば良かったな。トビーくんにぴったりの役柄で…あかん、観なおさなきゃ(汗)。
そして『グリーン・デスティニー』(2000)。いまなお続く一大武侠映画ブームの火付け役となった傑作です。すばらしいです・・・んが、少々不満がなかったわけでもありませんでした。1:人がぴゅんぴゅん飛びすぎ。2:チョウ・ユンファはアクション俳優ではない。3:大作すぎる。・・・3つめは妙な理由ですが、わたしの中ではアン・リーといえばもうすこし小さな世界の人間関係を描く監督、というイメージがあったので、ちょっと乗り切れなかったのかなあ。
ちなみに、アン・リーがオマージュをささげたのは、巨匠キン・フー監督の『大酔侠』(1966)。
そういうわけで『ハルク』(2003)は観てないんですね~。『グリデス』で違和感なんだから、ましてや『ハルク』をや、ってわかっていただけるでしょう。別にアクション大作を避けているわけでは全然ないんだけど。
『ブロークバック・マウンテン』(2005)は、「アン・リーがもどってきた」と言える作品にしあがっているのか、とても楽しみです。同じアジア人として、アン・リーの活躍を誇りに思います。われらも、がんばろー!!
ゴールデングローブの作品賞は獲得、惜しくもアカデミー作品賞は逃したものの、『グリーン・デスティニー』で外国語映画賞を受賞して以来ふたたびの快挙!おめでとうございます。
この日のために、アン・リー監督作品をおさらいしておけばよかったのですが、ごめんなさい、してません・・・おぼろげな記憶を頼りに、彼のフィルモグラフィーを少しひもといてみたいと思います。
さて、彼が同性愛を映画で描いたのは、『ブロークバック~』がはじめてではないんですよね。『ウェディング・バンケット』(1993)ですでに台湾人とアメリカ人のゲイカップルの物語を撮っています。アン・リーが台湾で撮った初期作品は、これを含めて『推手』(1991 観たような気もするけどおぼえてない)『恋人たちの食卓』(1994)の三本。すべてにお父さん役で出演しているラン・シャンがとてもいいんですよね。いずれも「家族」がテーマでした。
だから、彼がアメリカで『アイス・ストーム』(1997)を撮ったのは、当然のなりゆきだったんですね。この、アメリカ文学の影を色濃く反映した作品、ロバート・レッドフォード監督の『普通の人々』とならんで、わたしの家族映画ベスト10に入る大好きな一本です。これを観てトビー・マグワイアくんのファンになりました♪
その前に撮っている『いつか晴れた日に』(1995)、ジェーン・オースティン原作でキャストもすべて英国人俳優を使っているけれど、アメリカ映画なんですね。意外。ラストがすばらしい一本でした。ヒュー・グラントの魅力を存分に引き出した作品だと思う。
『楽園をください』(1999)、トビーくんが主役♪ シノプシスを読んで「あ~観た観たこれ」とようやく思い出した・・・うん、そういえば良かったな。トビーくんにぴったりの役柄で…あかん、観なおさなきゃ(汗)。
そして『グリーン・デスティニー』(2000)。いまなお続く一大武侠映画ブームの火付け役となった傑作です。すばらしいです・・・んが、少々不満がなかったわけでもありませんでした。1:人がぴゅんぴゅん飛びすぎ。2:チョウ・ユンファはアクション俳優ではない。3:大作すぎる。・・・3つめは妙な理由ですが、わたしの中ではアン・リーといえばもうすこし小さな世界の人間関係を描く監督、というイメージがあったので、ちょっと乗り切れなかったのかなあ。
ちなみに、アン・リーがオマージュをささげたのは、巨匠キン・フー監督の『大酔侠』(1966)。
そういうわけで『ハルク』(2003)は観てないんですね~。『グリデス』で違和感なんだから、ましてや『ハルク』をや、ってわかっていただけるでしょう。別にアクション大作を避けているわけでは全然ないんだけど。
『ブロークバック・マウンテン』(2005)は、「アン・リーがもどってきた」と言える作品にしあがっているのか、とても楽しみです。同じアジア人として、アン・リーの活躍を誇りに思います。われらも、がんばろー!!
私の芸能サイトで
こちらの記事を紹介させて頂きましたので
ご連絡させて頂きました。
紹介記事は
http://blog.livedoor.jp/blog001009/archives/50169678.html
です。
これからもよろしくお願いいたします^^