日暮里駅の修悦体

JR東日本の駅で工事中の表示。仮設の壁面に表示されている矢印や文字をガムテープで作っている。特徴のある文字で「修悦体」と呼ばれている。一部に熱烈なファンがいるらしい。naoさんのブログで仕入れた知識。

現在は日暮里駅で使われているというので見てきた。JRと京成の乗り換え口が何かの工事をしているようで、噂の修悦体で表示されていた。写真を撮ってきたので貼っておこう。なお、写真をクリックすると大きな写真が別画面に表示される。

改札口の向かいにある大きな表示。大きさが分かるようにガードマンも一緒に撮った。何枚か続けて撮影していたらガードマンが気を利かして右方向によけてくれた。これはよける前の写真。


近寄ってみた。ガムテープで作成しているのが分かる。


もっと近寄って光にかざすように撮ってみた。ガムテープの重なり具合や布目がよく見える。


別の場所の表示。赤い太い線もガムテープ。こんな太いガムテープがあるんだなぁと感心した。

「現在地」の「地」という文字の右上部分を拡大したのが下の写真。

角の丸くなっているところはこのような細かい仕事をしている。


これも修悦体なのだろうか。画数の多い文字をバランスよく作成している。


ただ、この「トイレ」という文字、ちょっと読みにくい。最初見たときに「イ」が「ト」の鏡文字かと思った。


また別の部分の表示。赤い太い線の曲がりが力強い。

KIOSKの部分を拡大したのが下の写真。

黒いガムテープを幅半分に裂いて作成している。


追記（2007-8-2）：修悦体についてはトリオフォーというグループが発信元になってブレイクしているようだ。トリオフォー山下陽光さんのブログでも情報があがっている。日暮里の文字について、7月21日に佐藤修悦氏にインタビューした映像も上がっている。佐藤氏は「トイレのイの字がおかしいというクレームがあった」と語っている。8月下旬に佐藤修悦氏を招いてイベントがあるらしい。このエントリーの写真は2007年7月19日に撮影したもの。

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