シルクHC
2歳牡馬フラムドグロワール
(シルクプリマドンナ10)
母シルクプリマンナはオークス馬、
父ダイワメジャーで大物誕生の予感
父 : ダイワメジャー
母 : シルクプリマンナ(母の父 ブライアンズタイム)
美浦・藤沢和雄厩舎
2012/06/9、2歳新馬、東京芝1400m、1番人気1着、賞金700万円 雨 稍 横山典弘 54kg
1戦1勝【1-0-0-0-0-0(新馬勝ち)】
06/09
フラムドグロワール/東京5R メイクデビュー東京(混) [芝1,400m・14頭]優勝[1人気]
横山典騎手「先週の最終追い切りからガラッと変わってきて、すごく落ち着いて走れる
ようになっていました。ただ、競馬へ行くと硬くなってしまう馬もいるから、どうかと
思ったけど、返し馬から弾みが良かったし、これなら行けるかなと思いました。競馬が
終わって上がってからも落ち着き払っているし、この時期の2歳としては言うことない
ですね」
藤沢和師「強い内容でしたね。この後は一旦放牧に出して、状態を見ながら次走を考え
ます」
【2歳戦結果】フラムドグロワール新馬戦V
【東京】5R(芝1400メートル)は、2000年のオークス馬シルクプリマドンナの7番子フラムドグロワール(美・藤沢和、牡、父ダイワメジャー)が好位3番手から、逃げたナカナカを半馬身競り落として1番人気に応えた。母の産駒では、現4歳アドマイヤコリンに続く2頭目の新馬勝ちとなった。1分28秒1(稍重)。「競馬ぶりは良かったし、着差以上の内容だった。カリカリせずに気持ちにも余裕があったね。これを使ってさらにシャキッとしてくるんじゃないかな」と藤沢和調教師は満足げ。次走は、福島県のノーザンファーム天栄に移動し、様子を見てから決められる。
【先週の2歳戦】フラムドグロワール
◆フラムドグロワール(美・藤沢和、牡、東京土曜新馬、芝1400メートル)
《戦評》スタートを決めて、道中はスッと3番手で折り合うセンスの良さ。稍重馬場でもスムーズに走り、直線で追い出されてからもしっかりと反応した。スローペースだったため、逃げた2着馬の抵抗にあったが、最後は半馬身ねじ伏せ、着差以上の強さを感じさせた。
《血統》(父ダイワメジャー、母シルクプリマドンナ、母の父ブライアンズタイム)=芝1400メートルでの初陣だったが、母は2000年のオークス馬だけに、2000メートルあたりまでは対応可能だろう。これだけ早い時期にデビューできたのは体質が強いからこそ。成長力もあり、母の代表産駒になれる器だ。
《課題&将来性》道悪でも最後まで集中力を維持。さらに並んでからの勝負根性と精神力の強さは示した。今後は時計の速い決着と、決め手勝負に対応できれば、高いレベルで活躍できるはずだ。