雨中のマイルCSはダイワメジャーがまさに横綱相撲で押し切り、そして、驚くべきは関東馬の躍進で、1着~6着まで全て関東馬が。
関東馬以外での最先着となったのが英国のコートマスターピースで、世界一の男デットーリが乗るということもあって2番人気に支持されたのだが、最後は予想以上に伸び切れなかった。
問題はレース後のデットーリ騎手の敗因コメントで、土曜日の東京では丁寧過ぎるぐらいコメントをしてくれていたデットーリ騎手が、たった一日経った日曜日のマイルCSの敗因について、「勝負どころで脚を滑らせたから…」という短いコメントだけだった。
デットーリ騎手は後検量を終えた直後、ダンロップ師には随分敗因を長く語っていたらしい。デットーリは、絶対的に時計が足らない。そして、距離もベストは7F。と調教師には言ったらしい。日本で種馬になろうとしている馬に本音は言えません。仕方なく‘脚を滑らせた’と言う部分だけをクローズアップして言うしかなかったとのこと。
コートマスターピースは、京都競馬場に月末まで滞在予定で、来年からは日本で種牡馬入り。次走については、選出されている阪神C出走は流動的で、香港マイルの可能性も。
この馬にはがっかりだった、そして、デットーリ騎手も先週は1勝もしてません。