凄いぞ! 日本馬がやってくれた ドバイワールドC
ヴィクトワールピサ世界制覇!日本勢ワンツー!
国際G1「ドバイワールドC」(AW2000メートル)が26日(日本時間27日未明)、UAEドバイのメイダン競馬場で行われ、日本から出走したヴィクトワールピサ(牡4=角居)が優勝。1着賞金600万ドルを獲得した。逃げたトランセンド(牡5=安田)が2着に入り、日本勢がワンツーを飾った。ブエナビスタ(牝5=松田博)は8着だった。
ヴィクトワールピサは、1、2コーナーで最後方待機も向こう正面で一気に先団に取りつくと、そこからは先頭トランセンドと併走。余力十分に4コーナーを回ると、直線でも脚色は衰えず。世界の強豪を後続に従えて先頭でゴールを駆け抜けた。鞍上のデムーロは現地インタビューに「ドバイワールドカップを勝ったなんて信じられない」と、パートナーの馬上で言葉を詰まらせた。
2着が逃げたトランセンド。初の海外挑戦も臆せず自らの競馬に徹した。向こう正面ではヴィクトワールピサに並ばれる苦しい展開。それでも、日本でG1連勝を飾った粘り腰は本物で、日本馬の底力を世界に見せつけた。
ブエナビスタは8着。後方2番手待機で末脚勝負に徹したが不発。4コーナーで窮屈になる不利も響き直線伸びあぐね、自身初の着外を喫した。
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