一口馬主 確定申告しなきゃいけないの？

本年度の雑所得の合計が20万円以下の場合には、
確定申告の義務はございません。（他条件での該当者は除く）

競走用馬ファンドに係る所得は"雑所得"に分類され、
確定申告において納税または還付の精算を行います。
他の所得の状況如何によりますので一概には申し上げられないものの、
次にあてはまる場合には、
「源泉徴収税（愛馬会法人の利益分配金に対する20％の源泉所得税）」の
還付を受けられる可能性があります。
（1）「申告用損益額」の合計が赤字のケース
（2）「申告用損益額」の合計が黒字でも「源泉徴収税」を納めすぎているケース


◆確定申告書内の記入イメージ
確定申告書の記入欄には税務資料内の以下の項目をご記入いただくことになります。

・収入金額
　→「申告用損益額」の合計から「一般会費等」を差し引いた金額
・必要経費
　→「一般会費等」に記載の金額　（「－」は不要です）
・源泉徴収税額
　→「源泉徴収税」の合計金額
※収入金額はケースによって、0円やマイナス表記なども考えられます。

◆「源泉税ならびに損益分配のお知らせ」内の語句について
・今年度損益額
　→当該ファンドの運用結果（赤字の現役馬は翌期へ繰り越されます）
・申告用損益額
　→確定申告において計上できるファンドの損益、ならびに必要経費
・翌年度損益繰越額
　→翌年に持ち越す損失の合計（現役馬のみ。次年度の当該馬の損益と通算できます）

【注意事項】
競走用馬ファンドは、平成20年1月1日より
匿名組合契約に則した税務の取扱いに移行しております。

また、①クラブ法人（●レース）は賞金等を受領した決算を受けて
愛馬会法人（●サラブレッド●部）に対して、
賞金や預託料、減価償却費などの損益分配（収支の確定）を行い、
②愛馬会法人はクラブ法人より損益分配を受けた期の決算を受けて
会員の皆様へ損益分配を行いますが、
両社の決算期の違いにより、現役馬におけるお客様への損益分配は
2010年の競走成績とは必ずしも合致しておりません。
（※2008年11月～2009年10月の競走成績等が損益分配により「今年度損益額」に記載されています）