東京TC アドヴァーシティ 07 (レッドバリオス)
祖母はGⅠ4勝を誇る北米の名牝。由緒正しき超一流の血統背景
栗東・角居勝彦厩舎
レッドバリオス(アドヴァーシティ07)は、
9月の入厩から10月のデビューを目指して
調整が進められています。ともに育成場からは高い評価をいただいています。
○○部長曰く
レッドバリオス
レッドステラーノとともに人気を集める一頭です。
詳細が整い次第に公式HPでお伝えしますが、
どうやら角居先生は
9月入厩⇒10月デビューをイメージしているようです。
ここまでの調整も順調で
中間、少し楽をさせたことで馬自身がグンと上向いています
社台ファームでの評判も変わらず良好ですからね。
周囲の期待に応える成長を見せているバリオスくん。
もともと馬っぷりの良い馬だけに
今秋、どんな走りで魅せてくれるのか
09.07.30
(社台ファーム)
常歩4000m、ダク1200m、周回コース1200m、直線坂路2000m。馬体重506キロ。
長浜氏「こちらもガルーダ同様のメニューで順調に乗っています。腰に力がついて収縮の良いフォームができるようになってきたし、変わりなく来ているのが何よりです。まだ息使いに良化の余地は残していますが、それも欲を言えばといったところ。期待の大きな馬だし、このままの感じでいってほしいですね」
09.07.15
(社台ファーム)
常歩4000m、ダク1200m、周回コース1200m、直線坂路2000m。馬体重498キロ。
長浜氏「レッドガルーダ同様にウッドで3ハロン40秒を消化しています。動きは相変わらず良好だし、ゲートも問題ないですよ。乗り込むごとにボディラインが締まって競走馬らしい体付きになってきました。飼葉の食いも旺盛で攻めてもガクッとこないのは良い傾向。いっときペースを落とした影響は全くありません」
09.06.30
(社台ファーム)
常歩4000m、ダク1200m、周回コース1200m、直線坂路2000m。馬体重500キロ。
長浜氏「騎乗再開後は順調で完全に以前のメニューに戻しています。直線2本登坂にウッドでハロン14秒を消化。ゲートも問題ありません。このまま軌道に乗って欲しいですね。楽しみです」
09.06.15
(社台ファーム)
常歩4000m、ダク1200m、周回コース1200m、直線坂路2000m。馬体重502キロ。
長浜氏「調教再開以降は全く問題ないですよ。すでに直線坂路2本のメニューも開始しています。相変わらずいい体をしているし、走りの反応も上々。少しペースを落としたことがリフレッシュに繋がったようです。元来は丈夫な馬だし、このままどんどん進めていきたいと思います。併せて行っているゲート練習も問題なくこなしています」
09.05.29
(社台ファーム)
乗り運動再開。馬体重500キロ。
長浜氏「中間、後肢に浮腫みが出たのでマシン運動で様子を見ていました。でも1週間ほど楽をさせましたが、もう調教は再開していますので安心して下さい。浮腫み自体も、すぐに治まりましたしね。かなり負荷を高めて乗り込んできたので、その疲れが出たのでしょう。現在の調整メニューは直線ダートコースを20秒ペースで1本という感じで進めていますが、このペースでしばらく様子を見つつ、徐々にピッチを上げていくつもり。今の雰囲気なら、それほど時間を要さずに通常メニューに戻れるんじゃないかな。動きにも馬体にも資質の高さが伺える期待馬なので、きっちりと磨き上げていきますよ。馬体重は500キロ。相変わらず見栄えのする好馬体です」
09.05.15
(社台ファーム)
マシン運動120分。馬体重500キロ。
長浜氏「順調に進めていましたが、数日前から後肢に浮腫みが出て、マシン運動で様子を見ています。マシンを乗るとスッキリしてくるのですが、まだ朝方に浮腫みが出ます。やってやれないことはありませんが、見切り発車はしたくありません。しばらくマシンだけで様子を見たいと思います。かなり負荷を高めてきたのでその疲れが出てしまったのかな。ここは軽々と乗り越えてほしいですね」
09.04.30
(社台ファーム)
常歩4000m、ダク1200m、周回コース1200m、直線坂路2000m。馬体重496キロ。
長浜氏「順調に直線坂路での乗り込みを消化しています。日によって2本登坂の日も設け鍛錬の日々。しっかりと負荷を強めています。着実に力は付けていますが、まだ2本目の終いに脚が上がることもあり、さらなる鍛錬が必要。それでも、苦しい局面でもやめるようなことはないし、あきらめずに駆け上がる姿には好感が持てます」
09.04.15
(社台ファーム)
常歩4000m、ダク1200m、周回コース1200m、直線坂路2000m。馬体重490キロ。
長浜氏「他馬と同様、直線坂路を2本乗る日を設けています。乗り込みながら背筋力が増してきたのが分かります。負荷の強いダートコースではラストが最もきついと思いますが、その苦しい局面でも勢いが止まることがなくなってきました。走りやすいウッドでは引っ張りきれないほどの勢いを感じます。良い感じで成長しています。このままいってもらいたいですね」
09.03.27
(社台ファーム)
常歩4000m、ダク1200m、周回コース1200m、直線坂路1000m。馬体重493キロ。
長浜氏「直線ダートコースでさらなるパワーアップを目標にメニューを強化しました。この時期は目に見えて良化してきたというほど大きな変化はありませんが、この調子で進めていけば必ず、今以上に四肢が伸び背中の収縮の良いフォームに変わってくるはずです。今はこのしぶい調教に耐え、全身の、特に背中の筋力強化に重きを置いて鍛えています。期待していますよ」
09.03.13
(社台ファーム)
常歩4000m、ダク1200m、周回コース1200m、直線坂路1000m。馬体重496キロ。
長浜氏「体に厚みが出て、いかにもパワーのありそうな体型に変わってきました。体重は変動ありませんが、全体に締まりが出てきた印象です。重心が低く、力強い推進で坂路を駆け上がってきます。ウッドコースは馬にとって走りやすいので、「動けるなぁ、俺」とか思いながら走っていそうですよ。近日中に開場するダートコースだとそうはいきません。ダートで鍛えればもうひと段レベルアップしてくれそうです。健康状態は良好です」
09.02.27
(社台ファーム)
ダクとキャンター各1200m、直線坂路(ウッド)1000m。馬体重494キロ。
長浜氏「育成に入った当初から課題の少ない馬で、この中間も良い意味で変わりなく順調。ハロン17秒でしっかり乗り込んでいます。直線坂路の本数を重ねるに連れて、上がりの息の戻りも着実に早くなっています。見た目もどんどん良くなっていますが、それに中身が伴ってきた印象です。登坂時の加速も以前に比べてスムーズになってきたし、それだけ腰に力が付いてきた証拠だと思います。この調子でいってほしいですね」