悠歩の管理人室

歩くことは、道具を使わずにできるので好きだ。ゆったりと、迷いながら、心ときめかせ、私の前に広がる道を歩いていきたい

にっぽん縦断 こころ旅

2015-02-23 21:50:53 | 雑記

ときどきこの番組を見ている。今日は再放送で、島根県の旅だった。
この番組は、まず五月蝿くないのがいい。余計な音楽やナレーションが入らず、
間を意識しているような気がする。
今時の番組は、間は無用とばかり、とにかく音(声)で埋め尽くされている。
私には、あまりにも駄作ばかりで、見るだけで苦痛なものが多い。
火野正平のしゃべりは、最初普通すぎて、遊び人風の態度とともに、若干の違和があったが、
演技をしていないような普通さが、聞いていて心地よいものに変わってきた。
今日の内容は、一人で舟を操り、長崎の漁場に行った父親が、予定の日に帰ってこない。
心配した娘は、帰ってくる舟が最も早く見つけられる島の突端に行き、海を眺めていた。
翌日に父親は帰ってきた。海が荒れており、時化を避けていたので遅くなったとのこと。
そんなことを綴った手紙を、2度にわたって読んでいた。
さわやかな感動さえ感じた内容だった。こんな番組ばかりというのはあり得ないだろうが、
五月蝿いおふざけ番組ばかりというのが現状なので、困ったものだ。