悠歩の管理人室

歩くことは、道具を使わずにできるので好きだ。ゆったりと、迷いながら、心ときめかせ、私の前に広がる道を歩いていきたい

毒味役

2013-06-26 22:06:29 | 雑記

藤沢周平作品の映画化されたもの「武士の一分」を少し見た。
もちろんこれまでに、何度か見ている。主人公は毒味役。職業病?の結果、失明した。
毒味役という職業は、現代ではないだろう。
この非人間的な仕事は本当にあったのだろうか?
いかに、封建社会といえど、このような職を考えるとは、
誰かの命を最優先するという設定なしにはあり得ない仕事だ。
だから、現代ではあり得ない仕事だ。
しかし、上司のために命を投げ出す人が時にいることを考えると、
現代社会ではあり得ない存在の人のため、もしかしたら毒味役がいるかもしれない。
彼を毒殺するため20年~30年をかけて準備をすることはあり得る。
もし、実行する人がいても、毒味役の存在は表に出せないだろう。

現代の毒味役という設定の小説を書いてみるのも面白いかもしれない。