今朝、NHKラジオを聞いていると、宮尾登美子の名前がでてきた。芥川龍之介や、
小林多喜二とも交友のあった佐多稲子の対談でのこと。
宮尾登美子が古河で講演をしたとき、私が手話通訳をしたことで微かな関わりがあった。
あとの3人は、私とはまったく関わりがないが、その時代の古河の空気を吸っていた。
7月6日、「鷹見泉石が日本の近代化に果たした役割とは」と題して、講演がある。
主催の岩波ブックセンターに聴講を申し込んだ。
鷹見泉石は、江戸後期古河藩の有能な官吏?であった。雪の殿様土井利位を補佐した。
熊沢蕃山は、晩年古河藩に幽閉されたが、高い能力をかわれ、近隣諸藩に影響を与えた。
また、蕃山溜などに代表される治水事業で、古河近隣に恩恵をもたらしたことでも知られる。
蕃山溜は、7月7日の元気ウォークでも訪れるところ。
田中正造も、古河駅からたびたび東京に向かった。当時の古河町長が支援したという。
これらの偉大な人々が生きた古河市に私も住んでいることを思うと、かすかに興奮を覚える。