The Phantom of the Opera / Gaston Leroux

ガストン・ルルー原作「オペラ座の怪人」

福島市、汚染米

2011年11月16日 | 原発問題

福島県は16日、福島市大波地区産のコシヒカリから国の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウム630ベクレルを検出したと発表した。農家が自宅に保有していたコメで市場には出回っていないといい、県はこの農家を含む大波地区の稲作農家154戸に出荷自粛を要請した。コメの暫定規制値超過は全国で初めて。

 福島米をめぐっては、国の放射性セシウム検査がすでに終了し、今年10月に「安全宣言」が出されたばかり。

 同地区は東京電力福島第1原発から約60キロ離れた福島市東部に位置する中山間地。福島市によると、この農家の水田はくぼ地にあり、山からの沢水を使っていた。周囲の放射性物質が蓄積された可能性があるとみている。また、セシウムを検出したコメは収穫後に天日干ししていたという。

 原発事故による放射線量が周辺より比較的高く、福島市は10月18日から地区の全世帯を対象に、本格的な除染作業を進めている。

 県によると、この農家は14日、自宅に保管していたコメをJA新ふくしまに持ち込んで簡易測定器で測定。高い数値が出たため、福島市に連絡した。市と県で詳しく検査した結果、630ベクレルを検出した。【清水勝】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111116-00000104-mai-soci

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10月に「安全宣言」⇒11月撤回「やっぱり検出されました」。「やっぱりなぁ~」という感想です。いくら安全、安全と言われてもホットスポットで育つ場合もあるわけですから。

よく読むと
①線量高めの福島市②中山間地③くぼ地④山からの沢水⑤天日干し、と汚染される条件が整ってますね。

 

 

 


名大汚染図

2011年11月16日 | 原発問題

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20111114-OYT1T01175.htm?from=main7

東京電力福島第一原子力発電所事故で放出されたとみられる放射性セシウムは、北海道や中国、四国地方などにも広がっている可能性が高いことが、名古屋大などの推計でわかった。

 米科学アカデミー紀要電子版に近く発表する。

 安成哲三教授らは、3月20日~4月19日の都道府県各1か所のセシウム実測値をもとに、日本全域の土壌に1か月間で沈着した量をコンピューターで推計。深さ5センチの土壌での濃度に換算して地図を作った。

 推計では、北海道の東部や中国、四国地方の山間部などで、放射性セシウム137が1キロ・グラム当たり500ベクレル以下の低濃度で沈着したとみられる地域があった。

 これらの地域の濃度は、米の作付け制限(同5000ベクレル超)を下回ることなどから、研究チームは、直ちに除染が必要なレベルではないとしている。

2011年11月15日07時42分  読売新聞)
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先日同じ内容の記事を書きましたが、上のURLをクリックするとセシウムの汚染図が載っています。orz