「コーラス」映画 ｂｙ フランス？

去年だったでしょうか、友達に誘われて
この映画に行こうかな、と思ったもののあまり知らなくて気乗りせず
結局、いけると約束をした日には、近くの映画館では終わっていて
いけなかったのです。

それを準新作コーナーでレンタルされているのを見つけました。

ジャケットはなかなかいいことが書いてありました。
迷わずとって、観てみました。

いまも、少年たちの歌声と
ソロを歌った悪がきだった、そして美男子の男の子の顔が
頭によみがえります。
頭上を高音が抜けて震える感動も。

いい映画だと思いますが
施設に火をつけたモルダンの表情と
彼が語った言葉
暴力に屈することの辛さ
校長の横暴さ
施設自体の暗さなどが頭から離れず
校長告発という大逆転をアナウンスで知らされ
その後の施設や音楽学校などの映像を見られなかったことも残念でした。

幸せな映像を目で確認したいというのは
私の幼さなのでしょうか。

暗く重たい気持ちと
すべてを浄化するあの透明度の高い歌声と
少年の美しさと
紙飛行機だけがこころにこだまします。