This is me.

- 無用の用 -

帰るところ -居場所-

2008-12-21 11:11:38 | Weblog
「君が帰るとこは俺のところだ」

何気ない会話の中に出てきた言葉。
あー、なんか、じんわり嬉しかった。

明日は友達とご飯を食べに行くから、電話は出来ないかも。という話をしていた。
「門限までには帰るように」と言われたので、何時?と聞くと「19時」と言われた。
はやっ!
「嫁入り前なんだから当然」
じゃあ、今度遊んだときも19時に帰るね、と言ったところで、最初の言葉が彼から出てきた。


自分の居場所って大切だと常々思っていた。
それは仕事でも、友達と遊んでいるときでも、同じで。

少し話は逸れるが。
新しい職場についたときに、まず第一に考えるのが、自分の居場所を築く、ということ。そんなことほっておいても知らずのうちに出来てくるものだけど、やはり意識して作ろうとしたものの方がいいと思う。
そう言えば、初めて会社に就職した時に、最初は雑用しかやらされなかった。資料の整理や、その他諸々の本当に雑務。自分でも何をしていいのかわからないし、誰かに何かを与えられないとどう過ごしていいのかわからなかった。
そんなある日思った。「私は雑用のプロになろう」と。この職場の事務用消耗品から資料に至るものまで、全部自分が管理するのだ、と。誰かに「あの資料どこにある?」と聞かれた場合、その資料がかなり過去のものであってもすぐにキャビネットから取り出せるように、消耗品のストックが切れないように、そんなふうに、居なければ居ないでもいいけど、居たら助かる、そんな存在になりたかった。

最後の一行は今でもかも。
どこに属していても。

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