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- 無用の用 -

酔っ払っての発言は本音か否か

2011-06-26 20:54:08 | Weblog
先日、おじさんの退職お祝会があった。
参加者は、おじさん、おばさん、父、母、旦那さん、私の6人。
旦那さんは仕事柄休みの日が平日なので、うちの両親ともあまり一緒に過ごすことがない。
母が時々顔を合わせたり、ご飯を食べに行ったりしているだけだ。
まぁ、こんな会によく参加してくれたと思う。もし、私が逆の立場ならなるべく避けたい。笑
しかし、きちんと休みを取ってくれ、参加してくれた。ありがたい。
おじさん夫婦には私が小さい頃から本当にお世話になっていて、病気の時にはおばさんには本当に世話になって、もう第二の親というかそんな感じ。


会はなかなか良い雰囲気で進み、旦那さんも「楽しかった」と言ってくれたのだけど、私の中で、父の発言が今頃になってこたえてきた。

お酒が入ると饒舌になるのはいいが、毎回お酒が入った席に同席すると必ずと言っていいほど子どもの話が出る。今回も出た。
「チャンスは必ずあるはずやから、産める時に産んでおけ」というようなことをいつも言う。
チャンスって何かわからない。毎回言う「チャンス」とやらが何かわからないが、早く話を切り上げたいのでいつも「うんうん」と適当に相槌をうつ。
あ、そう言えば今回は「お前の病気があってのことやと思うが、それがちょっとは良くなるタイミングがあるはずや」というようなことを言っていたなぁ。そういうことを言ってたんかな。
まぁ、そんなことはいいのだが、今回、女に生まれたからには子孫繁栄は義務だ、的なことも言われた。これも今まで何人かおじさん(会社の人だったり)に言われたことがあるので、これも流せた。まぁ、それが自然なことだと思うし、私の周りでも子どもが欲しいという友達ばかりだ。
しかし、今回初めて、お前が死ぬことになっても子どもは残せ、というようなことを言われた。これが結構今になってこたえてきた。この発言をした瞬間、母の顔色が変わった。あ、これはヤバい、と思ったので「ドラマか!」と冗談ぽく言って終わらせた(最近そういう内容のドラマがあり、父も観ているのを知っていたので)。


なんかなぁ、孫が見たいのはわかる。たぶん自分に子どもが居ないので、本当の意味ではわかってないのだろうけど、いとこの子をあやしている姿とか見ていると切々と伝わってくる。あー孫がというか私の子どもが見てみたいんだろうなーと。


そう言えば正月に母が旦那さんにこんな質問をした。
「旦那くんは、子どもが欲しくないんか?」
その発言をした時には、父の顔色が変わり「お前なんてことを聞くねん!」と怒った。
母「いや、私は旦那くんの本心が知りたいねん」
父「お前!」
私「いや、お母さんは純粋に旦那さんがどう思ってるかを聞きたいだけなんやんな?」
母「そうそう。聞いたことがないからな」
私「でも、ここで欲しいって言われたら私の言う言葉はもう決まってるよ」
旦那「え?な、何?」
私「子どもが欲しいなら私とはまぁ・・・あれで、子どもが欲しい人と結婚してください、としか言いようがないよ」
父「だから(言うたのに)・・・!」
一同シーン・・・。みたいな。苦笑

だって、それしかなくないか。私は子どもが欲しくないし、旦那さんは子どもが欲しいとする。
子どもの有無は人生をどれほど変えることになるかは、ざっと想像しただけでもとんでもないことだと思う。それを私のわがまま一つで相手に強要は出来ない。欲しいのならば、欲しい人と結婚するのが一番だと思う。それがお互いにとって良いことだと思うのだ。
ということを付けくわえたような付けくわえてないような。そんな話があった。


そんな話があったのになあ・・・。
別に自分のことをわかってくれるだろうって期待してたわけじゃないし、そういう配慮もありつつ、チャンスがあれば発言もあった父なのだが、ってやっぱり期待してたのかなぁ。
なんか虚しくなった。
今、自分に薬が増え、美容院一つにしてもいつ行こうかしんどくなったらどうしようか、最初からちょっと急用が入ったので急ぎ目でお願いしますと言おうか、今は明るい髪色をしているのだが、とりあえず元の色に染めて伸びてきても目立たないようにしようか、また伸ばしていこうか、とか悶々と考えて、何をするにもいちいち色々逃げ道を考えないといけなくなっている今、親にはいつこのことを言おうか、あまり心配はかけたくないから細かい話は言ってこなかったけど今の状態はちょっと言っておいた方がいいだろうか、とかとかそんなことを色々考えての今だったんだよなあ。

なんだか、疲れた。
いい子を演じるじゃないけれど、今まで親は親なりの考えがあって悪気があって言ったんじゃないとか、それはまぁ母の日一つとってもお互い様なんだろうけれど、物分かりがよい人でいるのがばかばかしくなってきた。
と思う反面、呑んでたしそんなつもりで言ったんじゃないってことがわかっているだけになんだかしんどい。
もう心配かけまいと何も言わなかったりするのはやめようかとか、きちんと今の現状を言ってもう子どもに関することはきっぱり諦めてくれと言おうかとかうだうだ考えている。

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