This is me.

- 無用の用 -

ザ・バーゲン

2011-01-10 21:40:03 | Weblog
生まれて初めてバーゲン初日(2日)に行ってきた。

すごいね。バーゲン。人もすごいが何がすごいって、バーゲン、というだけでこれほどまでに安くなるものか、と思った。

先月、ちょっと遠くのモールに行った際に一目ぼれしたコートがあった。見た目とっても派手なのだけど、試着するとなかなか似合っていた。服にここまで一目ぼれすることってあまりない。何度か試着させてもらったが、その時は数週間前にシンプルなコートを買ったばかりだったので、さすがに自重した。

今回バーゲンに行くとなってそのお店を調べてみると、店舗がミナミにもあった。バーゲンでどのくらい安くなっているのか見に(というか、ほぼ買う気満々)で行った。
たかだか一ヶ月くらいしか日が経っていないというのに、5千円ほど値が下がっていた。おそるべしバーゲン。
お目当てのコートには色違い(大雑把にいうと、寒色系と暖色系)で2枚あって、最初に試着した時も迷っていたのだが家に暖色系の柄もののコートがあるので、寒色系にしようと決めていた。決めていたのだけど、ここで迷うのが私。店員さん二人を巻き込んで、どちらがいいか30分ほど他の話をしながら何度も着て見て迷った。二人とも暖色系がいい、と言ってくれたのだが、寒色系を買う気で行ったのもあったので、結局は自分が最初に見て一目ぼれした寒色系の方を買った。満足。

それから、昨年から気になっていた帽子を見に行った。
バーゲンをかなり褒めたが、ここではバーゲンというものを思い知らされた気がした。お店に行くと目をつけていた帽子はすでに売り切れていたのだ。
売れてしまったものはどうしようもない。どうしようもないのだけどどうかしたい、それが私。そう思いながら、電車に乗り違う店舗まで見に行った。やはりそこでも売り切れ。他にも色々被ってみたが、いまいちピンとこない。なかなかいいな~と思うものはあったが、安くなっているからと言って妥協しても仕方ないので結局帽子は諦めた。しかし、諦めるまでにお店2軒回った。

その後、カバン探し。
色だけは決めてあった。白。
ある店で感じのいい白いカバンを見つけたものの、私が使うには小さすぎて諦めたのだが、それからなんとなく白いカバンが欲しくなり、そう言えば白いカバンって持ってなかったな、と思いずっと探していた。
一軒目で、パっと見はうーん・・・という感じなのだが、肩にかけてみると意外としっくりくるカバンを見つけた。何度も肩にかけて手に持って眺めて開けてみて、と繰り返していたのだが、ちょっと冷静に考えようと思い一旦店を出た。
ビルの中をカバンだけを探してあちこち回った。とある店でこれは・・・!というものを見つけた。値札が外れていたので店員さんに値段を聞いてみると3万5千円という。さすがにちょっと高い。バーゲンなのにこの値段ですか?とちょっと食い下がってみたのだが、こちらはセール除外品ということらしいので、値段を下げられないとのこと。ここでも、考えます、と言って店を出た。

その後一人悶々と考える。

一軒目のカバンを買うか。しかし、見た目がどうも気になる。肩にかけた感じはとてもいいのだが、今一歩出ない感じ。さっき見つけたカバンはとても魅力的だが値段が高い。これを買ってしまうとしばらくは何も買えない生活が始まる・・・と言いつつ私のことだから気に入ったものがあると買ってしまうだろうから、ただの散財になってしまう。むむむ・・・。そうだ!ネットで売ってないだろうか!と携帯でショッピングサイトを検索。全くひっかかってこない。同じメーカーの他のカバンばかりがヒットする。むむむ・・・。そうだ!オークションではどうだろうか!と検索するが、やはり全く同じカバンというはヒットしない。ちょっと落ち着こうとトイレに向かうが、ここも渋滞。まぁ時間をかけて考えればいい、と思いながらずーっとカバンのことを考える。
色々考えた結果、やはり2つ目のは高いので、一軒目のものにしよう!と思いお店に向かった。
カバンがあった場所に行ってみるが、ない。少しうろうろして探してみるが、ない。え・・・もしかして。と思っていたら先ほど対応してくれた店員さんが申し訳なさそうに「ついさっき売れてしまったんですよ」と声をかけてくれた。確かに迷って時間が経っていたと思う、しかし、それにしても早すぎないか?!「えぇ~。え?もう、ですか?」の私の落胆の声に店員さんは「はい・・・」と一言。「あの、在庫とかないんですか?」と聞いてみると、近くの違う店員さんに確認をしてくれたが結局一点ものだったらしく在庫もなし。売れてしまったものはどうしようもないので店を出た。しかし、どうしようもないがどうにかしたい、と違う店舗に電話をしてみた。こうこうこういうカバンなのですがそちらにないですか?、と尋ねると「その商品はどちらで観ましたか?」と聞かれ「キタのお店ですが・・・」「その商品でしたらその店舗だけの取り扱いになるんですよー」「え?同じお店なのに置いているものが違うんですか?」「店舗に寄って取りよせるメーカーが違ったりするのでそういうこともあるんですよー」「そうですか」「はい」「ありがとうございました」と言って電話を切った。
ここまできたら諦めるしかない。パッと見がいまいちだったこともあったし、売れたって言うことは私とは縁がなかったんだ、と自分に言い聞かせながらそのビルを出た。

カバンへの思いは留まらず、もう一軒気になるお店があったので、そちらへ行くことにした。場所はミナミ。また電車に乗って戻る。
初めて行くお店なので駅から携帯の地図を片手に歩きだす。しばらく歩くとその周辺はどうやらお正月休みを取っているらしく閑散としている。え・・・もしかして・・・と思いながら目当てのお店に辿り着くが閉まっていた。。。
あぁ・・・なんてことだ。しばらくぼーっとしていたが、そうだ!他にも店舗があったはずだ!とまたまた携帯で検索。携帯って便利だよなー。するともう少しミナミ寄りにお店が3店舗も集中しているではないか!そこを目指してひたすら歩く。
朝の9時過ぎに家を出たのだが、徐々に暗くなってきている。そして朝には居なかった人があふれてまともに前に進めない。イライラしながらも、一人なのでスタスタ目的地を目指す。
ようやく着いて見てみるが、あまりパッとしない。同じお店の2軒目へ向かう。入ってみると、おおこれはなかなか・・・というものを見つけた。
ここのお店は近くに3店舗構えているが、そのどれもが違う商品を取り扱っているという。店員さんに聞いてみると、1軒目はカジュアル傾向、2軒目は少し落ち着いた感じ、3軒目は1軒目と2軒目の間、というテイストらしい。それでは全部見てみないと気がすまない。ひとまず先ほどの経験を活かし、そのカバンを取り置きしてもらおうと思い相談してみるが、いったん取り置きしてもうらうとキャンセルが出来ないらしい。仕方なくお店の名刺とカバンの品番を控えた紙をもらって3軒目に向かった。ここもいまいちパッとするものがなかった。
すぐに2軒目のお店に電話をして取り置きしてもらおうと思ったのだが、何もせず戻ってまだあったら買おうと思った。
かなりくたくただったので、喫煙スペースにて一服。こちらも結構混んでいた。
お店に戻ると、あった。待っていてくれたのねーなんてなんとなくほっとしたようなそうでないような気持ちでようやく念願の白いカバンをお買い上げ。値段も元値より8千円ぐらい安くなっていた。


お昼を食べるためにお店に入ったのと、最後の一服の他はほとんど歩き通しだった。
朝9時過ぎに家を出て、帰ってきたは19時ごろ。
この日の携帯内臓万歩計では「27000歩」。途中軽く汗かいてたもんなぁ。
しかし、私ってば何をやっているのだろう。って買い物か。
買い物はやはり楽しい。
しかし、この性格をどうにかしないとあれだな。途中眩暈がしていただけあって帰るとどっと疲れが出た。さっさとお風呂に入って横になろうと思ったら思いがけず旦那さんが早く帰ってきた。

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