This is me.

- 無用の用 -

書かれていることはきっちり読むようにしたほうがいいのは知っていたけどさ

2009-01-04 15:50:19 | Weblog
無駄に長いタイトルにしてみた。そういうことは知っていたのだが、甘く見すぎていたかもしれない。

森さんの10周年記念のピンズ&ハンカチセット販売というのがあったのだけど、森ぱふぇに登録した際のメールアドレスが変更になったので、変更依頼が完了してから応募しようとしていたら、既に予約販売終了になってしまった。アアアアアゥアゥアーーーー
受付は25日までと書かれていたのは読んだ。だからまだ日数が十分にあるだろうと思っていた。販売予定数が達したら販売終了、というのも少し読んだ覚えがある。見てない気もする。微妙だ。だけど、その予定数が1日に予約開始して、今日終わるだなんてそんなに少ないとは思ってなかったんだよーーー!!ハァハァ
こうなるのであればこのメールアドレスの件は何とかなったはずなので、それで予約しておけばよかった。記念本の方はどうにもなりそうにないので、アドレス変更登録完了のお知らせを待つしかないが・・・・・・。
しかし、かなり悔しい。かなりミーハーな自分を知っているので余計に悔しい。でも、ピンズもハンカチも届いても使わないだろう自分を知っている。そして、どうするか?というと、きっと目の前に置いてある雑貨入れのかごに入れて、そのままになることは想像に容易い。それならば無くても同じではないか?と思うのだけど、やはり森さんは別格なので、そして限定品に弱い私としては欲・・・しかっ・・・た。ガクッ
諦めよう。それ以外になにがある?だってさ、もう無理なんだもん。諦めるんだよ、私。

『アカシア香る』藤堂志津子

2009-01-04 12:39:14 | 本 2009
『アカシア香る』藤堂志津子


【内容情報】
母の看病のため、故郷の札幌に戻った美波。そこで高校時代の同期生と再び交流を持ち始める。離婚、リストラ、失踪、発病…。45歳になったいま、それぞれの人生がすべてバラ色というわけにはいかない。でも優しく見守りあい、懸命に生きる友人たち。美波には東京に仕事があった。そして、不倫関係の恋人がいた。すべてを清算したつもりだが、元恋人が病に倒れたのを聞き、心が揺れ動く。



藤堂志津子という作家の作品は初めて読んだ。
なかなかいい感じの文章を書く人だ。


45歳の独身女性の一部を切り取った、この作品。
私もこういうふうに生きたい。そりゃあ結婚したいことはしたいが、もし出来なければ、こういうふうに生きたい。そういういい匂いのする作品だった。


自分というものから目を逸らしているように感じるが、実はしっかりと見据えている。自分自身をよく知っている主人公はとても素敵だ。
嫌なことはきっぱりと相手に告げ、それによる後悔もない。相手に投げかけるきつい言葉も、自分を守るためだということを学び、それらを上手に使っていく。かと言って、横柄や乱暴な印象はなく、場所や場合によってきちんと使い分けている。自分の生きやすい生き方を知っている、素敵な女性だ。


こういうふうに年を重ねていきたい。環境がどうなっていようとも。