受講中の「漢字教育士認定講座」で、きょう Unicode について学習しました。文字コードの世界標準だということは漠然とは知っていましたが、漢字はもちろん、世界中のあらゆる文字をコード化しようというとてつもない試みだということを初めて知りました。(サイトはこちら ⇒ Unicode 8.0 Character Code Charts)

現在世界中で使われているあらゆる文字はもちろんのこと、エジプトのヒエログリフやメソポタミアの楔形文字までコード化されているというのですから驚きです。
ヒエログリフ

楔形文字

漢字はどうかと言うと、サイトの右端にある「CJK Unified Ideographs」というのがそうなのですが、ファイルのサイズが「35MB」と、他の文字に比べてずば抜けて大きいです。収録文字数が正確にいくつなのかは記載がなくてわかりませんでしたが、やはり漢字というのは、世界的に見ても文字数が圧倒的に多いのですね。明治期に、効率が悪いから漢字を廃止すべしということを真剣に主張した知識人がいたというのも、分からないではない気がします。(私個人は、もちろん漢字の廃止などは大反対です。廃止されなくて良かった~~)
漢字のコード表はこんなふうです。

表の上段にある「C J K V」はそれぞれ中国、日本、韓国、ベトナムのこと。漢字圏の各国で使われている字体がすべてコード化されているということですね。
今頃知ったのかという感じもありますが、いやはや、すごいもんです。

現在世界中で使われているあらゆる文字はもちろんのこと、エジプトのヒエログリフやメソポタミアの楔形文字までコード化されているというのですから驚きです。
ヒエログリフ

楔形文字

漢字はどうかと言うと、サイトの右端にある「CJK Unified Ideographs」というのがそうなのですが、ファイルのサイズが「35MB」と、他の文字に比べてずば抜けて大きいです。収録文字数が正確にいくつなのかは記載がなくてわかりませんでしたが、やはり漢字というのは、世界的に見ても文字数が圧倒的に多いのですね。明治期に、効率が悪いから漢字を廃止すべしということを真剣に主張した知識人がいたというのも、分からないではない気がします。(私個人は、もちろん漢字の廃止などは大反対です。廃止されなくて良かった~~)
漢字のコード表はこんなふうです。

表の上段にある「C J K V」はそれぞれ中国、日本、韓国、ベトナムのこと。漢字圏の各国で使われている字体がすべてコード化されているということですね。
今頃知ったのかという感じもありますが、いやはや、すごいもんです。
さっそく岡 三郎先生にも伝えたいと思います。
書斎は楔形文字の資料で溢れかえっております。
いつもありがとうございます。
岡先生は、楔形文字の研究もなさっておられるのですか?
それにしても、楔形文字やヒエログラフなどは、コード化してそれを何に使うのでしょうね? これらを打ち出せるワープロのようなものが、研究者用のソフトとして存在するのでしょうか。もしあるなら、一度見てみたいですね。(笑)
先程、岡宅から戻りましたが、随分コーフンされておりました。
先生は、中世~近代英文学が専門です。チョーサーの翻訳「トロイルス」などもあります。で、彼の作品はボッカッチョの影響を受けているとなると「フィローストラト」を(僕も書いててなにがなんだかわかりませんが)という具合にどんどん遡っておられるようです。結果、「アフリカに始まった人類の歴史」からの研究にいたったようです。その流れからすると、ヒエログリフも楔形文字も「その通過点にすぎんのだよ、君」ということになるようです。蔵書に関してはたぶん個人所有のものに限ると「他にない」という質の高さと分量であります。その人が「どんなんだ、もっと見せろ」というくらいですから、相当なものだと感じました、ユニコード。
問題は、確かに、活用の仕方ですよね。
僕もちょっと調べてみたいと思います。
それほどご興味をいだいていただいたのなら、ご紹介して良かったです。記事には書きませんでしたが、ひらがな、カタカナはもちろん、漢文を読み下すための訓点までコード化されているというのですから、Unicode 恐るべし、という感じですね。
サイトのコード表をかたっぱしから開いて眺めるだけで、しばらく楽しめるかもしれません。(笑)