それをだに おもふこととて わがやどを みきとないひそ ひとのきかくに
それをだに 思ふこととて わが宿を 見きとな言ひそ 人の聞かくに
よみ人知らず
私へのせめてもの気遣いとして、わが家を見たとだけは言わないでください。人が聞くとこまりますので。
冒頭の「それ」は第三句、第四句の「わが家を見た」ということ。第二句の「思ふ」の主語が作者なのか恋の相手なのかは判然としませんが、上記は相手が主語としての解釈です。
それをだに おもふこととて わがやどを みきとないひそ ひとのきかくに
それをだに 思ふこととて わが宿を 見きとな言ひそ 人の聞かくに
よみ人知らず
私へのせめてもの気遣いとして、わが家を見たとだけは言わないでください。人が聞くとこまりますので。
冒頭の「それ」は第三句、第四句の「わが家を見た」ということ。第二句の「思ふ」の主語が作者なのか恋の相手なのかは判然としませんが、上記は相手が主語としての解釈です。