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漢検一級 かけだしリピーターの四方山話

漢検のリピート受検はお休みしていますが、日本語を愛し、奥深い言葉の世界をさまよっています。

古今和歌集 0577

2021-05-29 19:49:26 | 古今和歌集

ねになきて ひちにしかども はるさめに ぬれにしそでと とはばこたへむ

音に泣きて ひちにしかども 春雨に 濡れにし袖と 問はばこたへむ

 

大江千里

 

 あの人を思い、声を上げて泣いてしまって濡れた袖だけれども、春雨に濡れたのだと、聞かれたら答えよう。

 「ひつ」は濡れる意。ご紹介するのは少し先ですが、恋の涙を春雨に袖が濡れると詠んだ歌は 0731 にも登場します。

 

かげろふの それかあらぬか はるさめの ふるひとなれば そでぞぬれぬる

陽炎の それかあらぬか 春雨の ふるひとなれば 袖ぞぬれぬる

 

よみ人知らず

 



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