月餅の季節になりました

香港は毎週毎週デモに振り回されていますが、毎年中秋節には月餅を贈りあう（お歳暮、お中元に似た）習慣が続いています。

6。7月ごろから前売りの予約が始まり9月になると商戦が本格化して、スーパーマーケットやデパートなどに特設売り場が設けられて予約や販売が行われます。一般的な形は直径10㎝、厚さ2㎝ぐらいあって日本で売られているものよりはかなり大きめです。たまにもらうのですがひとりではとても食べきれないほどの分量があります。特に辛党の人はひと口食べて、もう充分というほどでしょう。

最近は通常サイズの半分ぐらいの大きさのものが出回って来ています。最中と同じぐらいなので、これぐらいだと一人でも食べられる大きさです。

先日職場近くのスーパーマーケットでセールをしていたので試しに買ってみたのですが、かみさんも職場からギフトカードをもらってきたので今年はこれ以上買わずに済みそうです。特に好きというわけではないのですが、周りのみなさんが買っていると自分も一つぐらいは買わなきゃと思えて来てしまうのが不思議です。このあたりが、日本のお菓子メーカーが作り出したバレンタインチョコと違うところ、伝統の重みといったところでしょうか。