香港では伝統的な建物を取壊さずに再開発して残そうという動きが相次いで具体化してきています。
地下鉄、美孚駅に近い丘に建つJao Tsung-I 文化館もその一つです。この建物は清朝時代の税関として使われたのち、検疫所、監獄、伝染病病院、精神病院と変遷を重ねて来ました。
中は3つのゾーンに分かれていて、麓の赤レンガ群が最も歴史を感じさせます。そこでは建物の歴史を紹介するコーナーと、「書」の展示室になっていました。
中腹に上ると、二階建てのアパートのような白い建物6棟があります。文化活動室や堂、展示室などになっていました。
さらに階段を上るとやはり二階建ての建物群があり、宿泊施設になっていました。丘を一番上まで登っていくと汗が出てくるほどです。なのでエレベーターが設置されています。
宿泊施設の端には使用済みのシーツが山積みされていたし、食堂にも結構お客がいたので宿泊関係ではそこそこ利用があるようです。しかし、他は閑散としていました。アートの拠点として活用しようというところは香港島の炮台山駅近くのレンガ建物でも見られるなど新鮮味がありません。また展示にしても昔の香港の写真や子供の絵の展示ではインパクトに欠けています。場所が郊外なので集客力が期待できない施設になりそうです。今後、何らかの対策が必要になるでしょう。
地下鉄、美孚駅に近い丘に建つJao Tsung-I 文化館もその一つです。この建物は清朝時代の税関として使われたのち、検疫所、監獄、伝染病病院、精神病院と変遷を重ねて来ました。
中は3つのゾーンに分かれていて、麓の赤レンガ群が最も歴史を感じさせます。そこでは建物の歴史を紹介するコーナーと、「書」の展示室になっていました。
中腹に上ると、二階建てのアパートのような白い建物6棟があります。文化活動室や堂、展示室などになっていました。
さらに階段を上るとやはり二階建ての建物群があり、宿泊施設になっていました。丘を一番上まで登っていくと汗が出てくるほどです。なのでエレベーターが設置されています。
宿泊施設の端には使用済みのシーツが山積みされていたし、食堂にも結構お客がいたので宿泊関係ではそこそこ利用があるようです。しかし、他は閑散としていました。アートの拠点として活用しようというところは香港島の炮台山駅近くのレンガ建物でも見られるなど新鮮味がありません。また展示にしても昔の香港の写真や子供の絵の展示ではインパクトに欠けています。場所が郊外なので集客力が期待できない施設になりそうです。今後、何らかの対策が必要になるでしょう。