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地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

イカナゴのくぎ煮は高根の花

2025-03-16 10:25:17 | 日記
神戸・明石など大阪湾や瀬戸内海に面する地域では、春の一大イベントになってる、イカナゴのくぎ煮。
スーパーなどにもイカナゴ(新子)が並び、それを待ちかねた人たちが群がるように買い求めます。
自分たちが食べるだけでなく、他県で働く子供たちにも送ったりします。
私も何度か神戸の姉が作ったくぎ煮を貰った事が有ります。

そのくぎ煮に必要なイカナゴ(新子)の初セリが3月2日に。
明石市林崎漁港で水揚げされた量は7籠半。
昨年も少なかったが、それでも20籠ほど有った。
1籠は約25Kgあります。
その1籠が約20万円でセリ落とされました。
メチャクチャ高値です。 これだとスーパーでは1Kg10000円を軽く超えてしまいますね。

昔、、、もう10年は経ちましたか・・・
神戸に行ってくぎ煮のお手伝いと言うか見学に行った事が有ります。
正確には覚えていないけど、その時の値段と比べると10倍を超えているようです。

新子・生姜・砂糖・醤油を基本に、各家庭で好みの薬味を入れたりしているようです。
グツグツと長い時間炊くので、焦げないように見張り番が必要です。
少ししか写っていませんが、写真の上の方に写っているのが、ほぼ出来上がりで冷ましている状態です。

この写真の詳細を確認すると2015年3月17日と有りました。
もう10年も前の出来事だったんですねぇ。
今年、これだけの新子を買う事など高くて無理ですね。
魚の量が減ったので仕方ないとはいえ、庶民の楽しみだったくぎ煮が遠くに行ってしまったのは残念です。

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