刑務所の話

まぁ、、、、
私も田んぼの話から刑務所の話まで忙しい(笑)

普通の人には知る必要もない話です。尚、私は刑務所経験は無いので、経験者達からの話です。

善良な一般市民でも、テレビなんかで『懲役〇〇年』と言うのを見聞きすると思います。

この『懲役』とは刑務所での作業が含まれているんです。この作業がないのが禁固刑です。

懲役刑で作業をすると、その報酬があるのですが、、、滅茶苦茶ブラツクなんです。

まぁ、見方によっては罰で刑務所に行ってるわけだし、衣食住がゼロ円だし文句は言えないんですけどね。

作業は刑務所によって色々と有りるので省くとして。

その作業で受刑者がもらえる報酬額は等級によって、同じ作業をしても違うんです。

拘置所から刑務所に移った時点で10等級(正式な呼び方は知りません)
そこから9・8・7・6となり数字が小さくなるほど報酬額は多くなります。
＊報酬額の査定はそれだけでは有りません。他に考慮される項目もあります。

また、担当刑務官の裁量で50%増しまで有ります。
こう言う刑務官の立場を強くするシステムは他にも色々と有るみたいです。

写真を見てください。
拘置所から刑務所に行った当初のメモです。これは何度行っても同じです。経験者優遇は有りません(笑)



千いくらかと書かれているのは、１ヶ月の報酬額です。決して日当ではありません。(左が月、右が累計)
ですから刑務所に入った直ぐは日当3～40円って事です

そして、右端にマイナスを赤字で丸く書き、400と書かれているのは400円で、１ヶ月にお菓子を買える限度額です。
等級の低い間は許されません。

順調に刑務所内で事故もなく進むと、5年もあれば月給一万円を超えるそうです。
勿論、これも他の要件が絡んでかなりの差が有るみたいです。

写真の右上のメモは罰則で。
服のボタンが外れていたらマイナス一点とか、部屋で毛布にもたれていたりしても一点とか、、、

そんな点数もあり、報酬額に 影響します。

長期の懲役なら出所前の２年程度の報酬額が月に15000円なら、ある程度使っても3～40万円になります。
まぁ～ねぇ～
５年以上になると出所しても頼る人は存在しない場合が多いので、アパートを借りたり生活必需品である程度は資金が必要ですからね。
とにかく刑務所のシステムは点数評価して、それが待遇やお金のに影響するようになっていますね。

受刑者ではないのですが、刑務所に勤める刑務官も受刑者同様のシステムです。

刑務所内で何が問題が発生すると、ベルが鳴り刑務官が駆け付けるのですが。一番最初に駆け付けた刑務官は金一封が出たりするんです。
その額は100円だったりするのですが、それが点数となり昇進に影響するらしい。