地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

高齢者の立ち話

2024-10-11 10:19:41 | 日記
数日前に道の真ん中で2人の男が立ち話をしていました。
近くまで行くと2人とも知り合いだった。
70才代と80才くらいの人達です。
「何の悪だくみをしてるの?」と軽く話しかけると
70才代の男が 「血管が詰まった時の話じゃ」と
この男は心臓の血管が詰まって破裂しそうだったらしい。
下痢はするし、口からは食べ物を吐くし、トイレの前で倒れそうになりひざまずいていたのに、嫁が「何か悪い物でも食べたん?」と言うだけで、救急車を呼ぼうともしなかったとボヤいていた。

50才くらいから上の人は、脳か心臓か癌のいずれかに罹った人は多いです。
確かに癌だと男の65%、女の51%の人が、一生で一度は経験するので半分以上の確率です。

脳と心臓の場合はそのもの本体が悪い場合は別ですが、大半はそれぞれの血管に問題が生じる場合です。
癌が何処に出来るかと同じように、血管の詰まりは出来る場所によって問題も変わって来る。

しばらく2人の話を聞いていると、それぞれ病気は過去の事になっている様子で、冗談交じりの話には、何処か病気に詳しい事の自慢をしているようにも感じられた。
まぁ、そこまで精神的に回復してるのは良い事です。
その当時はきっと死の恐怖を感じたはずですからね。

オッサン3人の話になり
「何が一番嫌かなぁ~」と
脳・心臓・癌・・・
私は脳付近での出血か癌が嫌だと答えた。それは後遺症が残るからです。
心臓の場合は私の知る限りの人達は全員が元の健康な状態に戻っている。
脳で出血があった人は、下半身マヒとか大きな障害が残ってしまっています。
癌は精神的に厳しい時間が長い、もしかしたら一生続くかもしれない。
これは精神的な後遺症と言っても良い。

実際には癌になっても手術が上手く行けば元気になれるのに。
テレビドラマなんかで癌の役の人は必ず死ぬことが前提となっているのを見ると、なんか腹が立つ。

しばらく、あ~だこぉ~だと話してたのですが
誰かが言った
「みんなもうええ歳まで生きてるんだから、もうええだろぉ~」と
絶対にそいつが一番この世に未練を持ってる、、、これ、間違いない

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