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地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

また備蓄米の話ですが・・

2025-04-19 11:30:01 | 日記
18日に農水省の調べを江藤農相が発表していました。
それによると、、、、
玄米60kg 平均で22402円で卸売業者に・・・
2024年の秋に出回り始めた9月~今年の2月までの平均が税込みで24383円だから、税込みだとほとんど同じ水準と。。。

おかしいでしょ?
2024年の秋から米の値段は急騰してるんですよ。
その平均と比較して問題がないように言っているのです。

そもそもの話になりますが・・備蓄米って何の為に備蓄しているのか。
それは国民が米不足で手に入らない場合に備えて、国民のお金で買って保存しているお米です。
今回は「米不足」を外して「手に入らない」のが理由です。
そう、高くて「手に入らない」のです。
2023年・2024年の米の収穫高は普通に有ります。
決してコメ不足ではありません。
何処かで米の値上がりを期待して出荷のタイミングを計っているので不足しているのです。

備蓄米を少しづつ流しても意味がない。
備蓄米の値段を安く設定して、今年の収穫まで大量に流し続ける方針を示せば、ため込んでいる人たちは現在保留している出荷を急ぐようになる。

もう一度言いますが、備蓄米は国民のお金で買った国民のお米です。
それを再度高値で買うのはどう考えてもおかしい。

市場の売り買いに政府が関与するのは良くないと言う意見もあるかも知れないが、これは通常の出来事ではなく特別な事態なのです。
そんな時こそ政府が正しく関与するのが「行政」です。
たちまちコメに関しては一般の市場経済とは違います。
これが一般の経済活動と同じなら、農協は独占禁止法に触れるでしょ。
備蓄米の価格・販売量・販売の仕方(ブレンド)など、全てにわたり農協が仕切っている。そこに自由な経済活動はなく、それを政府も黙認している長い歴史がある。
特別扱いするなら最後まで特別扱いし、米を一般の商品と同じように扱うなら、輸入の規制も外してもっと自由競争させればいい。
政府がやっている事は中途半端としか言いようがない。

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