高校野球を見る毎日ですが、巨人の中田翔選手の事が気になり、試合のある日は打撃の内容をチェックしています。
暴力事件を起こし、突然に巨人に移籍する事になった昨年は謹慎期間でもあり、何も期待していなかった。
確かに暴力事件は良くないが、それだけで彼の野球人生を奪ってしまうのは酷だと、個人的には感じていました。
そういう意味において巨人に移籍したのは良かったと感じています。
マスコミの注目も高く、暴力の「ぼ」の字も感じさせない野球選手になるには良い環境です。
今年は彼に与えられたチャンスの年で、反省と共に活躍する事で野球界に生き残れるかどうかの年です。
そう思って中田翔選手に注目していたのに、原監督はまともに使ってくれない。
少し打てないと先発を外されて代打要員に。
原監督は中田翔に何を求めているのか解らない。
彼のキャリアを見れば、一年間出場して打率250でホームランは25本の選手です。
上を見ればチョッと物足りない数字ですが、それでも250・25の数字を残せる選手は少ない。
原監督の扱いを見ていると、中田選手に求めているのはソフトバンクの柳田選手やヤクルトの山田選手の様な300・30を残さなければ使わないと言う感じがしますがそれは無理です😢
同程度の能力なら若手を使うと言う方針は理解できるが、一年間継続してある程度の数字を残せる若手は巨人に存在しないし、中田選手は試合の後半に一撃で勝負を決める事の出来る数少ない選手です。
ですから打率と本塁打数の割には打点が多いんです。
そして中田選手の最大の特徴は、相手投手の失投を逃さないところです。
難しい球をファールで粘る選手ではなく、やさしい球を確実に打つ選手です。
やさしい球は誰にでも打てそうですが、実際はそうでもないんです。色々と難しい球の中に含まれる一球のやさしい球を確実にとらえるのは結構難しい。
投げた投手にすれば「アッ、しまった」と思った瞬間に打ちのめされ、立ち直れないほどの衝撃を受け、次の打者にも影響します。
岡本が絶不調・坂本が故障と言う事で、ここ数試合は4番を任されていますが、あくまでも代用品の感じで、10年以上一線で活躍してきた中田選手の使い方としては良くない気がします。そこでいくら活躍しても、必ず外されます。
中田選手は以前よりバットを短く持ったり、テイクバックを小さくして確実性を出そうとしたり、色々と悩んでいる様子です。それが勝負の遅いセリーグの投手に対応する為にやっているのか、監督の意向をくんでやっているのかは分からないが、いい結果が出る事を期待しています。
プロ野球で良い選手は大リーグに行ってしまい、華のある選手は少ない。
「巨人の選手は紳士であれ」 なんて言われていた時も有りますが、下位のチームが言う事じゃない。
やはりプロの勝負の世界、魅せる選手の存在と勝利が絶対に必要です
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