窃盗・詐欺・傷害・暴行・殺人未遂・監禁・薬物・賭博・売春・・
それらの犯罪に付随する犯罪・違反。
例えば窃盗なら住居侵入・器物破損など、薬物なら自己使用・所持とか販売・・
これらの事をやって実刑を受けて刑務所暮らしをした人が、今まで自分の周りに何人居てることか・・
善良でなくても、普通に生きている人なら大半の人が犯罪者と接することは殆ど無いですよね。
自殺・死亡人身事故・倒産・自己破産・夜逃げ
これなら少し範囲を広げれば、普通に生きてる人にも近くに居てるかもしれません。
私の場合、、、何故か範囲を広げなくても、かなり身近な人で、、、、全てにおいて存在します。
警察官・検察官・刑務官なら多くの犯罪者とかかわりを持ちますが、その三者は仕事なので犯罪者などと接するときの立場が違います。私の様にほぼ横並びの関係で、この種の人達と接した一般人は少ないと思います。
薬物や窃盗の犯罪者は警察官などに対して本当の話はしていません。薬物犯なら共犯者などで肝心な人の事は言わないし、その薬物の購入資金の出どころなんかも喋ってはいない。
窃盗犯なら事件になっている件以外はある程度しか喋っていません。すべてを喋って被害金額が大きくなると高額窃盗となり、受ける罰も大きくなりますからね。得たお金の使い道などは「賭け事」と言って本当のことは言っていません。
これは将来の出所の時の事を考えて喋らないのです。刑務所から出ても、助けてくれる人はそんなに居てるもんじゃない。それなら入る前の友人知人を巻き込まないで置いた方が、後々に自分の利益になるからです。
流石に殺人犯は居ないのですが、殺人未遂と言うのが有ります。
この男は想像通りその道の人間で、トラブルになっていた相手の所に乗り込んで拳銃で相手を撃ったのです。
たまたま当たり所が致命的じゃなくて死ななかっただけなので、運が良かったと言うか・・・未遂になったので出所も早かった。今の刑法に改正される前なので、暴力団同士の事件は一般の犯罪より軽かったと思います。
事件の時はニュースで知っただけで、個人的には知らなかったのですが、その男は事件当時は19才だった事もあり観察は付いていたと思いますが5年ほどで出所し、その直後に人に紹介されて会った。礼儀も正しく、言葉遣いも丁寧だが、事件が事件だけに、それまでに接していた暴力団員とは雰囲気が違っていました・・そう感じた。
本当は窃盗犯なら知らないだけで身近に居てる可能性は有ります。
窃盗と言っても範囲は広く、いわゆる「万引き」も完全な窃盗です。
ただこれは一度や二度で刑務所送りになる事は有りません。この万引きですが、少年少女と後期高齢者の両方に関わりました。 少年少女の方は保護者が警察に引き受けに行くのが普通なのですが、その母親が「あんなアホな子は一生警察でおったらええ」と、行かないんです。
仕方なく、こういう事に巻き込まれたのも何かの縁と、おせっかいな私が身柄を引き取りに行きました。
保護者じゃなくても大丈夫なんです。免許証などの自分を証明できるものと、チョットした嘘で通ります。
「母親は病気で寝込んでいるので代わりに来ました。」 そんな感じで大丈夫です。
関係を聞かれると 「内縁の夫です。」
警察も子供の万引きなどはさっさと終了したいですからね。
後期高齢者の場合もほぼ同じで、当人の娘の夫と言えば了解してくれます。
まぁ、その事を知っていると言う事で、警察官も私が当事者の身近な人間と判断するし、事件にしない子供や高齢者は早く終わりにしたいですからね。ただ子供と違って、高齢者の場合はその後が困りますね。子供の様に説教する事も出来ず、ひたすら沈黙のまま家まで送り届けるだけです。そんなに遠くない最寄りの警察署から自宅までの車中は、嫌ぁ~な空気が流れるし長い
交通死亡事故は加害者側と被害者側の両方が居てます。
加害者の男は無過失で何の処罰も有りませんでしたので、加害者と言うのは違うかも知れません。
国道を大型トラックで走行中に脇の農道から単車が飛び出して来て、トラックの横にあたり跳ね飛ばされて亡くなりました。それでも人が亡くなった訳ですから、運転手の男はその後かなり長い間にわたり精神的に追い込まれていました。
被害者となり亡くなったのは男で、事故は別ですが2人いてます。これはある意味において、自殺より悲しいです。
自殺は間違った選択とは思いますが、最終的には自分で行動しています。しかし、事故死は死ぬつもりなど一切ありませんから・・・
倒産した会社の経営者は学生時代からの友人でした。地方でニュースになるソコソコ大きな倒産でした。倒産が世に知れてからしばらくして会いましたが、罰悪そうな顔をして笑ってた。まぁ、そんな感じなるでしようね。でも、ソコソコ大きな倒産はそんなに深刻な事にはなりません。当人たちもある程度は別に残しているし、明日からの生活に困ることは無いでしよう。
小さな個人会社や商店主の破産は厳しく、やり直す気力も失せて自殺を選ぶ人は多い。
周りが悲惨なのは、、、夜逃げですね。
これはたいていの場合が厳しい所から資金を調達しています。
公庫や銀行からの融資が無理になり、どうせダメならと・・・。
並の金利の金が返せないのに、高利の金なんか返せるわけがないのは百も承知。。。ただこれは平常な時の話で、人は追いつめられると正常な判断は出来ませし、そのままでも自分は潰れてしまうので、どうせ潰れてしまうのならとなるんです。
夜逃げの当事者は明日の生活にも困りますね。都会の人ごみの中に潜り込むしか方法は有りません。
家族はどうにもならない状態に追い込まれます。ついて行けば貧乏生活、子供が居てたら学校など色々と難しい。
残れば「亭主は何処に行った!」と連日の厳しい追い込みです。
一家で夜逃げした人に助けを求められ、関わってしまった時は難しい対応でした。
負債を残している相手で、銀行や消費者金融などは何とかなるが、暴力団と共通の友人があり、これの対処が難しい。
お金を貸した方は本人がいない時は、本人の親に請求するとは決まっていません。
借金に関係ない嫁の親にも請求します。誰に請求するかは、誰がお金を持っているかで決まります。
この時は嫁の親に追い込みがかかり、世間体も気にする親だったので1000万円を支払い、自分の所と娘と孫には請求しないという約束で決着しました。
そして、、、その親から私に娘と孫を連れ戻してと言われ、この対応も困りました。
娘と言っても私と変わらない年齢で、いきさつを話したのですが・・・「帰らない」の一点張りです。
帰らない理由は色々とあったのですが、親がお金を出したことも理由の一つになってしまった。
自分の亭主が原因で、親に迷惑をかけた上に自分と孫の生活の面倒を見てもらうのは、肩身が狭すぎるというのです。
この件で精神的に一番困ったのは共通の友人からの借金です。それも数名いて、それぞれの思いも違います。その中で私が逃げた家族とかかわりを持っている事を知りながら、私に気を使ってその件についての話は一切せずに今まで通りに接してくれた友人には、今でも心に大きな借りが残っています。
何故、こんなに犯罪者や問題の有る人とかかわりが多い人生なのか、自分でも理解できない
犯罪を犯した人間や、犯罪とは言えないが道を外れた人間と話をすると、、、、
正直な所、、今言ってる事は一時的で、ある程度時間が過ぎれば・・・・またやるかも、、、と感じる場合が多いです。
世の中はゴールデンウィークで楽しい旅行などで笑顔があふれています。
そんな時に自宅で一人でこもる生活、ふと過去を振り返ってみたら、思い出すのはこんな話ばかりです
何でも良いから前を向ける事の中で居たいものですねぇ~。