新型コロナウイルスの感染が広がり、感染の中心地でもある東京の小池知事の発言は注目され続けました。
その注目度は首相や厚生大臣や担当大臣を超えるもので、毎日の様にテレビの画面に出ていました。
そこで発した言葉は東京都民だけでなく、全国に影響を及ぼして、小池知事の発信力には感心させられました。
この1年間の小池知事の発言と行動を冷静に見てみると・・・
発した言葉のわりに、自ら考えた方法や実際の行動は殆どありません。
小池知事の発言は誰かが考えて発言した内容の欠点を指摘して、それをカバーする改良案ばかりです。
唯一と言っていいのが、保証金の上乗せだけです。これは経済的に豊かな東京だけに出来る事で、そんなに特別な案ではありません。
自分に責任の全てがかかってくるような、小池知事独自の案は一切ありません。
これはもう危機に対する対応能力の問題で、残念ながら小池都知事には無いと判断せざるを得ない。
たぶん、、、小池都知事にはコロナ感染防止に対しての策はありません。
もう、頭の中は満杯状態ですね。
3月2日(火)に、、、、3月7日の非常事態宣言の期間を間近に控えての発言には驚いた。
「・・・もう一段 ギアを上げないと間に合いませんね、、、」
国が解除するか継続するかの判断をするのには指標となる数字が悪い事を受けて、感染予防の為により一層の努力をして欲しいと都民に訴えているのでしょうが・・・・
私は一瞬 耳を疑った
2日にそれを言って、3日から都民がより頑張っても判断する日には間に合わないでしょ。
今の我慢の結果が出るのは2週間後と言い続けたのですから、、、自分の言ってることに矛盾を感じないのは、自分で深く考えていない証拠です。口先だけできれいごとを言っている、判断の結果責任を都民に押し付けているとも思えます。
都民に求める姿勢と、宣言を解除するか継続するかの判断を区別で来ていない「異種混合」です。
これは政治家がよく使う手で、一瞬は「そうだね」となるのだけど、よく考えると「意味不明」です。
コロナ対策・・・東京が解決しないと、日本の解決は有りません。
是非、小池都知事にやって欲しいのは「時差出勤」を強く促すか、都の政令で強制して欲しいです。
人口密集と感染拡大とがセットになっている事は、この1年で証明されたはずです。
時差出勤する事で、お昼も夕方も飲食店の客は単純に減り密集を避けることが出来ますます。
そして、、、少なく長く来客する事で、全体数は元々と同じになり、店の売り上げも戻ります。
これは国が決めなくても、東京都で可能な措置です。
夏時間とか冬時間の習慣のない日本ですから、当初はギクシャクするかも知れませんが、少し経ては解消して長期間やり続けることが出来ます。 時短とか営業自粛は店も耐えられないし、国も資金的に耐えられない。
長期間継続できる方法は「時差出勤」が一番リスクが少なく、我慢できる範囲だと思うのですが・・・誰も言わない
リモートも良いが、、、、古典的な方法はリスクが小さく継続しやすい