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息子を殺した母親

2018-10-09 11:32:00 | 最近のニュースから
7日午前0時過ぎ 、ベッドで寝ていた次男の修志さん(49歳)の首を母親がロープで絞めて殺害。

徳島・鳴門市大津町木津野で発生した事件です。

母親・真田かよ子(73)は10年にわたり難病(パーキンソン)の息子を介護していました。

夫(76)は何時も居てるところに妻が居ないので探した。
納屋でうずくまる妻を見つけ、話を聞き次男の所に行き、ベッドに横たわる次男を発見・・・

夫は近くで住む長男に連絡。
長男が駆けつけた。

午前1時20分過ぎに、、、119番
「弟が呼吸していない」

病院に運ばれたが、 1時間後に死亡確認。

首に絞められた痕跡があり鳴門消防本部から鳴門署に通報。

午前3時過ぎに自宅に居た容疑者に同行を求める。

母親・かよ子容疑者は容疑を認めたうえで
「介護に疲れた。息子の病気が進み将来に不安」

長男が119番通報するまでの時間は親子で色々と話し合ったと想像できますが、、、、
何とも言えない苦しい時間だったと察します。

このニュースを聞いた時、直ぐに頭に浮かんだ事があります。

それはここでも何度か書いた、徳島・小松島市で発生した嘱託殺人です。

母親が精神障害の娘を殺してしまった事件です。
その事件の判決は執行猶予が着きました。

徳島では地元の新聞やテレビで、何度も報道されて多くの人が知っていると思います。
特に、同じ様に障害を持つ子供の親は、その事件に注視した事でしょう。

思いたくはないが、、、、
長い介護の生活の中で、一瞬の魔がさしても不思議じゃない。

その時に・・・・
執行猶予と言う判決が、
『許される事』だと自分に言い聞かせる働きに成らないだろうか❓