今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

プロのうぐいす粉とは?

2021年01月20日 | スイーツ
(随時更新?)

いろいろなものシリーズに書いていたが今後書き足していくかもしれないので1つの記事にしよう。

以前旧東海道の伊勢屋さんで手に入れた凄まじい美味さの「うぐいす粉」なるものを果たしてどう使おうか?・・・と考えていた。

まあいわゆる、「ずんだ」が大豆なのに対し、「うぐいす」はエンドウVer.という感じなのだが、そこはやはりプロが使うモノなので、段違いにもう2段階か3段階近く、私が知っているきな粉とは違っていた。
鮮度、豆本来の甘さ(←砂糖が混ざってしまっているが、その砂糖の甘さとは又違う豆由来の甘さとでもいおうか)、香り、粒子の細かさがさせる滑らかさ、もう何もかも違っていた。

とりあえず正月だったので餅を茹でて
(私はアタック感が強くなる焼きより、茹でる派、茹でると「滑らか」というか・・・)

上下まぶして食べてみる。

ウマい、流石に、このレベルになると、笑みがこぼれるわ・・・

自然な味というか・・・
単体で売る意味が分かった、以後、和菓子屋さんでこういう素材を見付けたら手に入れてみよう!!

最初、クッキーにでもしようか?迷ったのだが、美味し過ぎて、手を加えて風味を殺す事が冒涜で野暮だな~って気がしたので、なるべくこのまま、この舌触りも含め、素材を活かしていこう・・・

素材を活かす・・・

料理に通ずる。

ベタだけれど、きなこ、いや、うぐいすごはん

ああ、幸せ、僅かな塩がご飯に合う。

トーストにバターを塗って、高い位置からふってみた

上手くふれなかったので、ザっとかけたが・・・

きなこパンの要領で使うのがいいのかなー

室温に戻したバターにうぐいす粉と、好みで蜂蜜を混ぜ
(これはキナコと違って既に砂糖が入っているし、初めてだし、甘いのがあまり好きではないので、私は蜂蜜は入れなかった)

スプレッドに!!
(スプーンの中側に付着をするので2本使った)

三丁目の小さなパン屋さんのコッペパン(ドックパン?)があったので、切り開いて塗ったら、大変優しく美味しい味だった。
(パンもここのは優しいし)

洗う前に紙で拭いてから洗う(←勿論スプーンも)

最初、面倒クセなーとか、片付けが大変かな?って思っていたが(←片付けまでが料理)、クラリファイドバターとかに比べて、やってみたら簡単だだった!!
そんな手間じゃない!!

粉類と混ぜて

ふるい・・・

バターと塩・砂糖・牛乳で
既に砂糖が入っていたので、通常の半分プラス・アルファアぐらいにしておいた。
(くっ、水分が薄力粉より吸いヅライから少しだけ、やりづらい)

焼く。

うちのオーブンやや温度がまばらなので少し追加

うぐいす豆のスコーン

う~ん、ここまでしなくてもよかったか・・・?
味の部分は焼く前の段階だと調整出来ないので、流石にまだ改善の余地があるな、

優しくは仕上がった。



コシがある生地から変わったパスタ

2021年01月20日 | 今日の料理
「初日:先ずは野菜スープで」

正月に野菜不足に陥ったので(力が出なくて、やっぱりタンパク質だけでもダメなのよ)トマトの戻し汁で煮た野菜と鶏肉のスープがあったので、鍋に取り分け

温める時、蒸発をして煮詰まるのでホンの少しだけ水を加え

煮詰めていき

もし、手元が狂って水を入れ過ぎたら、塩コショウで味を整え
(まあ、蒸発させればいいってハナシでもあるのだが・・・)

スープにして食べたのだが(温まる・・・)

これでパンでも付ければ一食だ・・・

「コルツェッティ(風のモノ)」

余ってた戻し汁をパスタ風の何かで食べたいなと、

コルツェッティみたいなモノが合いそうだなって感じたので、コルツェッティ「に近いモノ」を打ってみる事にした。

本来卵黄だけっぽいが、卵黄を沢山使いたくないので(←命だし)、卵白も入れた。
(余らせておいても飲むだけだし)

生地を寝かせておいて
(ちょっと水滴を何滴か濡らして、密閉容器に入れておけばラップを使わなくてもいいかも?って・・・)

じゃあ打って

(硬いな)

シート状にしていこう。

模様のある型でくりぬく

本来丸形で裏表に模様があるのだが、そんな型は持っていないので片側だけの模様で)

一応、裏に模様を付けたいなーって、少し刺してみたがあまり上手くいかなかった。

パスタの茹で湯でソースを伸ばして(←茹で湯に塩気があるから要注意

本来、コルツェッティが下にくる盛り付けが多いが、何せカタチがカタチなので

う~ん、やはり裏表に模様が合った方がソースが絡むかな、茹で湯に塩気があったので、水で薄めて温め直す感じで良かったかも。
(不味くはないのだが、やや塩気が強かったかな、お酒とか合いそう・・・)


「トルッテッリ(ピアチェンティーニ)」・「クリンジョーニス」・・・呼び方は色々あるらしい

ミートソースの粉を入れる前段階で炒めた玉ねぎと挽肉を半分取り出しておいて

半分はミートソースに

前回(上記コルツェッティ)余らせておいた生地を伸ばし・・・

四角と丸を

作業中に生地が乾かないように軽く濡らして絞った濡れ布巾をかけておく。

とりあえずトルッテッリ(ピアチェンティーニ)は四角から
四角形のやや角の方へ詰め物(今回は練習なので余らせておいたミートソースの前段階のモノ)を置いて

半分に折って

左右をたたんでいく。

片方づつ

襟を折るように重ねていく

下まで繰り返す

人生で折り紙が1番苦手

軽く押さえて完成

クリンジョーニスは中央に具材を置いて

半分に

そして端から又左右折っていく。

1回1回キュッと、とめるらしいのだが・・・

上手くいかん・・・小さ過ぎたか・・・

最後、無理矢理・・・

う~んちょっと細過ぎて小さいか、もっと葉っぱみたいにならないといけないのに。

とりあえず列車は走り出したので全部やってみた。
生地は薄くコシがある方が良い。
そしてもう少し大きく

作っておいたミートソースにチーズを溶かし入れ、茹でた詰め物パスタを入れ、軽く和えた。

こんな感じで。

やや火の通りが悪いので、1個食べてみるぐらいの気持ちで長めに火を入れた方が良いだろう
・味は~中が挽肉だから水餃子やワンタンとかに似ているかなぁ~
詰め物によるね・・・