今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

焼き鳥おにぎり

2021年01月24日 | グルメ
焼き鳥のオニギリって結構昔からあるが、タレのおにぎりは、なんとかなるのだが・・・

(つけ焼き)

タレを先に握る。

塩味の焼き鳥おにぎりってどういうふうに味をもっていったらボヤけないか?又は塩気が重なり強くなり過ぎないか?)を昔からふと思い出しては考えていたのだが、結構前にコンビニで塩の焼き鳥おにぎりで柚子胡椒の味をプラスして販売しているのを観て、なるほど!!、こうすれば塩に塩を重ねず味がボヤけないか!!と、いつかやってみようと思っていた。

柚子胡椒が無かったのでカボス胡椒で代用し少し和えるようにして握ってみる。
家で作ると沢山入れられる・・・(缶詰っぽくもないし)

お、塩の方が美味しい、というか鶏の風味が活きる~って感じになる。
タレはうちのタレ、ガチな焼き鳥屋のタレだから、増粘剤も片栗粉でとろみを付けるような真似もしていないし、多分おにぎりを握る時に付ける手塩とタレが、口の中でぶつかるんだろうな。
おにぎりの良さは塩味が馴染んでグルタミン酸が増えたご飯だし。

※グリルとか片付けながらやったのだが
(片付けまでが料理、飲食もOPENよりも閉店の時の方が大変)

なんか、いくら簡単な焼き鳥おにぎりとはいえ凄く冷静に次々出来て、身体が動いていき、なんていうか、料理の真髄に少し触れている感じが僅かにした。
(「焼く」っていう行為と、「おにぎりを握る」って行為は、料理の原理・原則により近い行為なのかもしれないな・・・)

不思議な感覚だった。


コメント
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