今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

佐倉マーナハウスのアップルクランブル

2020年12月30日 | スイーツ
今回は冬限定のアップル・クランブルと、

ハイグロウンティー
英国の価格のワリにハイクオリティーだと言われる家族経営のダッチェス・グレイも択べたが、〇〇グレイって付く事は、アールグレイみたいに香料を付けてあるモノだと事前に気付いたので、自分はちょっと香料があまり得意ではないから(←飲めないワケではないのだが、まだ、そこまで詳しくない)、普通の紅茶にした、セイロンティーになるのかな・・・

アップル・クランブルは、カスタードを最初に半分かけて、あとはお好みでかけるらしいが、かけるとジュワっと音がして
口に含めば結構カリッとする。そしてフニャっと口の中で消えていく。
美味しい・・・!!
(向こうの方でも高齢者が「ウマっ、何これ!!?」って叫んでいた)

自分でもアップル・クランブルはごく偶に作るが、本格的な英国のアップルクランブルを他所で食べた事がないのでこんな感じなのかー
(中々他の店舗ではメニューに無かったり、アイスとか余計なモノが乗っていたり、第一、滅多にスイーツを外で食べないので)

都心の林檎菓子はフランスとか賞を取った外国菓子やアメリカ菓子の影響で、シナモンをこれでもかと効かせ過ぎていて、香辛料とかって麻痺をしてくるから、段々シナモンの量を競うようになって、洋菓子がまるで八つ橋みたいな風味になっている所が多く、香辛料を沢山入れれば良いってもんでもないのにって、いつも林檎菓子を食べたいけれど、(自分はシナモンがダメなのに)皆シナモンの量を競うから、シナモンが嫌いな人は一切最初から選択肢に入らないんだ。

でも敵に攻められないように山の中に作った首都と違い、海に囲まれ運河等でロンドンに輸送し、新鮮なモノが運べた英国ではワリと食材にそこまで防腐や臭い消しをする必要が無かったと思うので、
西洋なのに素材を活かすというか、素材自体の味をワリと知っている感じだし(←味を付けないってそういう事なんだと思う、素材の味を知っていないと自分で塩・胡椒の加減は出来ない)、
英国の料理本とかを観るとシナモンについて「他の国に比べてそこまではシナモンを効かさない」と書かれていた書物を読んだことがある。
(海に囲まれているので湿度が大陸とは違うから、その湿度が口内の味覚に及ぼす影響は、強く濃くならずに済むのだろうなと)

そういえばロンドンでも、アップルパイだけれど特にシナモンはほぼ感じなかったな・・・
(入ってなかったのかな、あの頃、ここまでイギリスにハマるとは思わなかったし、甘いものがそんなに好きでもいので特にマークしていなかった)

小さい林檎と

大きい林檎

林檎の大きさも変えて食感や味に変化を付けているのかな。。。

優しい、何処を食べても英国料理らしい優しさが溢れていている(←勿論、美味しい)。

おお、このカスタード、美味しい(優しい~)。

麦とかは詳しくないので自信が無いのだが、オーツ麦?を使っているのかな?、この歯応えが良い。

これは、もう1回、いや「何度でも」来たい、
スコーンとか、様々なブランドのコンフィチュールを使った英国菓子も食べてみたいが・・・

この味は、素材全部の味がそれぞれ活きている違うぞ・・・

どうやって手早く出してくるのかな、温めて、器に入れる?、それも不思議

遠くても(駅から頑張れば歩けるし、←1度行くと解かる)、これを食べに、あの建物を観に行きたい。

英国に大工さんを連れて行って「こういう風に作って」と依頼し、英国の資材とかで作った建物や、本物の暖炉も含め、あそこまでこだわるって凄いよなー




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