今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

漫画のさつま揚げ。

2017年09月28日 | 素材
昔、幕末が好きだった頃「お~い龍馬」で西郷隆盛や大久保利通がさつま揚げ(原作では「つけ揚げ」)をおかずに「これがあれば何杯でもご飯がいける」と表現されていたのが、凄く美味しそうで(確かに鹿児島の「さつま揚げ」はコダワリを感じる)、

そこから「さつま揚げ」に対して=ご飯が何杯でも食べられる=ご飯のおかずという認識が出来ていった。

台湾にも「甜不辣(ティエンプラー)」という名称で八丁味噌のように甘い味噌をつける「おでん」のようなカタチで存在するし、中国から沖縄→鹿児島→西日本→全国と伝わったらしい。
沖縄ではチギアギ(「ちぎり揚げ」の名称の元?)、西日本ではテンプラと呼ばれていた。

前から知ってはいたけれどやりたくなかっただけだが、焼かなくても食べられると最近明確に認識したので、漫画の様にお椀に山盛りにしてみた。

勿論ご飯の上にさつま揚げは乗せてはいないがこうすると美味しそうで。

全部は食べないで、撮影してタッパに戻して分けて食べたたけどね・・・

カラシはいらなかったな・・・。

そのままで醤油無しでも、黒糖と魚の塩気・塩・油のコクの味がして美味しかった。

フキほどではないにしても子供の頃は口腔内でのアタック感が強いから(骨の粒子がゴソゴソするし)嫌いだが、大人になると好きになってくるものの1つな気がする。
本当はカルシウムとDHAが摂れて良いのだろうが・・・


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