今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

成功、パプリカリゾットとクリームリゾット

2016年10月07日 | 今日の料理
パプリカでリゾットに色を付けられる事を知った。
パプリカって赤ピーマンじゃねーの?と思ったがちょっと違うようだ。
調べると、先ず「値段」が出てきた(今回安売りしていた)→そういえばパプリカは高いような、、、トウガラシ属トウガラシ種の同じ栽培品種でピーマンはトウガラシから辛味を抜いた形であの苦味と香りを楽しむ為に改良されたものであり、パプリカはトウガラシの辛味を抜いて生でも食べられるように甘く改良したもので、まったくの別物という事が解った。
(因みに熟す前に収穫した小さく栄養価が少ないものが緑のピーマン、熟して赤くなるのが赤ピーマン、更にピーマンもパプリカも加熱すると壊れ易いビタミンCが壊れにくい性質、ピーマンの苦味や風味を活かすなら、チンジャオロースーorチィンジャオニュウロースーとかにすると良いだろうな。あと、赤パプリカが1番甘く、赤とビタミンCやルチンを多く含む黄色のとの中間がオレンジらしい)

とりあえず皮を剥く為に、料理本なんかで観るように、ヘタにフォークを刺して、直火で炙ってみる。

う~、他の事が出来ないな~、やっぱり半分に切って種を取ってオーブン又はオーブントースターで、ゆっくりじっくり全体的に火を入れてみよう。

少し焦がした方が剥きやすい。・・・因みに最初、熱くて骨抜きで剥いていた、その後、手ですぐ剥けた

(つまみ食いしたら、温めたパプリカって、凄まじく甘いんだって解った、果物みたいに甘かった)

少し身として食べる分を残して後はミキサーでピュレにする。

無洗米(今回は佐賀のさがびより)を

パプリカの風味を活かす為にニンニクではなくバターで炒め

白ワインをふってアルコールを飛ばしたら(←いらないかも)、ピュレと、

ブロードを入れていつものようにリゾットを作り、

バター・塩・胡椒で味を整える。

めちゃくちゃ美味しい、トマトのリゾットの酸味が無い感じか。

野菜だけのリゾットを侮っていた。上に、ミキサーの刃に付いていたピュレと、何か乗せるものは?とチーズの塊を乗せたが、蛇足だった

パプリカのピュレはアクが出たのか苦味が強くなり、チーズはゴージャスになるが、子供っぽくなるので、つまりは蛇足だ。どーも自分は初期のずんだのリゾットは別としてリゾットにはあまり何も足さない素材を活かしたリゾットが好みのようだ。
バターと素材だけで完成しているというか。素朴なのが又食べたい味なんだろうな。



生クリームが余っていたので、普段は研いでいる日本米を洗米しないでリゾットにしてみた。

洗米をしないと日本人は嫌がるのと(実際衛生面も賛否両論あるよな、何が正しいのだろう?)、あと洗米しないと糠臭いと感じる人も居るらしいので、実験してみた。(糠臭さは品種にもよるのかもしれないが)具は、舞茸を裂いて、米を炒めた後、白ワインで風味を付けて、生クリーム系は、それ自体コクがあるからチーズをあまり入れるレシピは少なく舞茸の様に香りを活かすレシピはニンニクもオリーブオイルも使わないで、バターで最初と最後を仕上げることが多いようだ。

米100グラムの時、最後に火を切って入れる生クリーム100ccだったのだが、今回、米80グラムだというのを忘れて、まあ、最後に入れる生クリームが丁度100cc余っていたので入れてしまったら、少し水気が多かった、

再度火にかけて蒸発、米に吸わせようとしたのだが、これ以上はアルデンテが壊れそうでやめた。最後に塩胡椒で味を整えて完成。

特に糠臭くもなかったな。

あと、ホワイトソースっぽくて牛乳でもいけるような気がした。
グラタン以外のホワイトソースが余り好きではない自分には、美味しいけれど、余り好きではない味だった。(美味しいんだよ、美味しいんだけどね)キノコの風味をもっと引き出せたらな。

後日、本格的にパプリカの皮を焼いて処理の練習、ただ全部焼くと勿体無いので半分で練習。

このぐらい焦げるまで。

すぐに冷水に漬けると皮が剥き易い。

おお、手早かった。

白い綿の部分を削ぎ取る

ただ、焼き過ぎたのか、半分にして焼いたからちょっと焦げ臭い。
オーブンやグリルだと下の面は鉄板で火が入らないよな。
普段あまり使わないからなー。

生の食感もパリっとして好きだし。



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