今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

オールスパイスとジャークチキン。

2017年08月08日 | 素材
イギリス菓子でも良く使われるオールスパイスが安く手に入った。

クローブ・ナツメグ・シナモン(←全部自分の嫌いな香りだ)の香りを持つというジャマイカ産のオールスパイスだがこういう味なのか、クローブ・ナツメグ・シナモンの香りは小さめでそこにミントの様な爽やかさがプラスされている

でもこのままだと苦手かも。

防ばい剤・防かび剤(ポストハーベストの日本名)を使っていない檸檬

一応、塩を使ってワックスも洗い落として。

一応ね。

肉4枚分にフォークで穴をあけ

レモンにフォークを突き刺して回すと果汁が出し易い

果汁が抜けると軟らかくなるので、適度な所で手絞りに変え、肉を洗う作業。

搾ったレモンはフォークが肉を刺したものなら後日加熱して何かに使うが、そうでなければそのまま何かに使えそうなので冷凍しておく。

間違って肉のフォークで刺してしまったから加熱だな、何に使おうか。。。

タマネギ1個分(これは大きいので半分に加減)

・タマネギ
・オールスパイス(大さじ1)
・クミン(大さじ1)
・シナモン(大さじ1)
・タイム(1つまみ)
・赤唐辛子1本半(種は抜いた)
・砂糖(大さじ1)
・粒胡椒(←無いので普通の胡椒を少し多めに)
・塩(小さじ1・・・塩だけ強いので小さじ、ジャークチキンはあまり塩気を強くしない、日本が塩気が強いのかも?、だんだん、そんな気がしてきた)
・オリーブ油(大さじ4)
・小ネギ(大さじ2)

(※スゴイ、粒胡椒以外は全部揃っていた、粒胡椒もあったのだがミルで挽ききれなかった)

フードプロセッサーでペーストに。

それを肉に揉み込む(揉み込む前にペースト自体の味をみてみたが、カレーっぽいけれどもっと心優しい楽しい味っていうか、上手く言えないがオロロって感じ?、悪くないタマネギでペーストにするという料理方法が面白い

ラップをして冷蔵庫で6時間~1晩寝かす

翌日、ジャガイモの皮を向いて切っておき、

オーブンを温めたら、クッキングペーパーが無いのでオーブン皿に油を塗って代用

水を切ったジャガイモと肉を1枚づつ乗せて
※実はチキンだけでなくポークも漬けボウルを分けて作っていた(鳥もも肉2枚・豚肩ロース肉2枚)

200度で30分タイマーセット

もう1個(豚)はグリルで(肉の西京味噌漬けを思い出した、やっていることは西京味噌漬けと同じなんじゃね?って)。

もう1枚(鳥)はフライパンを温め油をしいて

じゃがいもと共に

ある程度強火で表面をカリっと焼いたら蓋をして

弱火でオーブンと同じ状態で蒸し焼き、さてどの方法が美味しいか?

余ったペーストは

集めて密閉をし

庫へ入れてみた(どうなるか)。

スパイス高いんだもの、捨てるなんて勿体無い、海老でジャーク海老や(海鮮類も良いな)、ハンバーグに入れて使えるらしい。

串を刺してみて透明な液が出てきたらOKだとローストビーフなんかではそうだよな。

グリルは焦げ易い&後片付けが・・・
(少し余熱で火が入るし、先ずは安全第1を)

全種類完成、オーブンのジャガイモはもう少し薄目にしないと火が甘かったので後で10分オーブンで焼きを足した・・・そうかなとは思ったけれど身体が勝手に動いていてもう立ち止まれなくて。
この大きさのジャガイモだとイギリス料理のローストチキンなどでは40分~45分なんだ、途中でジャガイモをひっくり返しても良いかも

フライパンのチキンはまあまあかな(速いし)、グリルの豚は加熱時間が1番早いが焦げ易いし少しボヤっとした様な野暮ったさが、これもまあまあ手作りの域は超えていないか。

オーブンは尋常じゃなく美味しい。これだ!!
(塩味は日本人には薄め、まあ身体には良いのだろうが、肴はともかく世界中で普通の食事はこのぐらいの塩加減だよな

ジャガイモの美味しさも手が止まらなくなる

オマケ~焦げ付いたオーブン皿

鉄板は油を敷いたとはいえ当然焦げ付いているが、

イギリス料理のグレービーソースを作る要領で、ガス台で小麦粉を炒め、全体に広げ、

お湯を貼って沸かし、

鉄のフライ返しなどでこそげ取ると、

あら、スグきれいに。

洗い流して終わり。

オマケ2

丁度、お台場でジャマイカフェスが開催されていたので、

暑い中、頑張って足を伸ばし、

本物のジャークチキンで自分の味を確認してみた(順序が逆だが)

なるほど、その家庭によって味のイメージが少しづつ違うわけね・・・でも基本は自分が作ったのも同じ系列だわ、大丈夫OKだ!!
(↑赤くて辛いソースをかけていた所もあった、焼き鳥台や開閉式のBBQで焼くのが多かったのでグリルみたいなものか)

タマネギが尋常ではなく合う!!

オマケ3

自分の作ったジャークチキンも美味しかったが(まあ多分、合格)当然全部食べきれないので(全部食べると命に関わりそうで)、少しづつコールドミートのサンドイッチに。

キューバサンドみたい。上記で勉強した様にタマネギとの相性が尋常ではなく良い。
マヨネーズで味を付ける感じ。

外国の味はマイルドりーな感じなんだよね。

※今回の収穫はたまねぎペーストに漬け込む事だな。

※ショウガやニンニクを入れて、スパイスを減らすレシピもあるのでいつかやってみよう。




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 翡翠餃子を学ぶ。 | トップ | 豆花(ドウホウ・トウホウ)... »
最新の画像もっと見る

素材」カテゴリの最新記事