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今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

パセリマヨに失敗をしてから、3回の変化

2018年10月22日 | 今日の料理
パセリマヨネーズを作ろうと思った。

(パセリが好きで業務用を手に入れていたものの、日本人だとフライに添えるアレしか思い付かなく、使い方がイマイチ解らなくて)

で、疲れていたのでフードプロセッサーで回したら

なんか固まらなかった。失敗だ!!

悲しくて・・・これをソースに何かにかけようと買いものに行っている間、放っておいたら

勝手に乳化して固まってきたけれど・・・
高速過ぎてもダメなんだな・・・

で、スーパーで安い魚を買ってきたのだけれど、片方は甘塩鮭だったので、水から煮て塩抜きし、

沸騰したら塩気の無いタラと、シーフードミックス少々を入れる。

アクも取ろう。

デカイ、グラタン皿に無塩バターを塗って

底が焦げないように鉄板にお湯を張り(←イギリス料理で学んだ技術)

一緒に買ってきたシメジと魚を乗せて(本当はキノコを炒めると早いのだが、ちょっとショックでそこまでアタマが回らなかった)、パセリマヨ(もどき)をかけ

オーブンでタジン鍋ではないが蒸し焼きに。

最初、180度ぐらいで20分最後230度で10分ぐらいで焼いてみた。
(別の事をやっていた、少し放置し過ぎた、もう今日ボロボロ・・・)

皿によそって

食べてみたらこれが美味しい事、美味しい事キノコの水分が旨味(出汁)と共に出て、それがパセリマヨのコクと相まって、えもいわれぬ美味しさで止らなくなった。
(マジ美味し過ぎて、これ以上はキケンだから多少残しておいたが残す事を意識しないとヤバイぐらいに美味しかった



後で、業界類を茹でた湯が勿体無いので

白くしたかったから多少牛乳を足して沸かし

フレンチの家庭の技法でホワイトソース(←但し普通にバターを使った)に(塩胡椒で味を調整、やや薄めに)。

そこにパセリを

ここでもしかしてパセリってニンニクみたいに香りを立たせる為に使ったら一気にキレが出るんじゃね?

って考えて、色合いやアクセントではなく香りを際立たせるのが目的だから大量に

それを前回残しておいた魚とキノコにかけてレンジでチンをしたら

これも美味しかった・・・(←不味くなりようがないわな)。


骨とか身を全部すくって

茹でたマカロニを乗せ(←最近はサラダマカロニばっかり売っているのな・・・昔風のマカロニってあまり見かけなくてサミシイ・・・そんな洒落たもんよりも温かみのある昔懐かしくて優しいマカロニを食べたい、優しいグラタンだけは、ペンネリガトーニじゃダメなんだ、ダメってこともないけれど、やっぱ寂しい)
チーズ(しかもお手頃なプロセス)を散らして

チン(←便利だな・・・)

溶けたチーズをかき混ぜて

えもいわれぬ美味しさ。


こうやって失敗が3回に分けて、しかも美味しく食べたけれど、基本、最初から薄味にしておいたから、後でどうとでも変化出来る!!
これがもし濃かったら変化の付けようがない。

オマケ

これをやるとどうかと思うが・・・市販のマヨネーズにパセリ混ぜればよかったんじゃね?と後で試してみた。

ホラ、出来た・・・
オランダ風にクリームコロッケをマヨネーズと本当はビネガーを追加して)

(薄々は解っていたんだが・・・)

回り道した方が観える事もある。

何事も『急がば回れ』だ!!
ずっと、それでやってきたんだし。



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