今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

イギリス料理店巡りで勉強

2015年11月17日 | グルメ
高田馬場のアルズカフェに続いて、少しでも本物のイギリス料理を探して、ヒマがあれば無理してでも探していて、
(イギリスに行っていた時は金が無くて、海外も初めてだったし、F&Cとキドニーパイとスコッチ以外の本物をあまり食べなかった、でも美味しかったな~。
イギリスでのスコッチもPh値が田舎よりも高いロンドンでも、その国の酒にはその国の水が合うんだよ、日本も「南〇ルプスの天然水」とかPh値30度とかで低い軟水だから良い)

ま、それはともかく、イギリス料理は出店のリスクが大き過ぎるので、選択肢が少ない中、足で探してみる。

渋谷オールゲイトのコーニッシュパスティ

もうちょっと、ボソッとビスケットに近いショートクラストなのかな?と思ったけれど、ワリと軟らかめのフワっとした感じだった。芋はやはり賽の目に切るんだね。

エールビールは基本好きなので。

これはそんなに強くなくて美味しかったな。

イギリスの納豆と言われる古来から伝わる健康食品的なマーマイトこれだけは買う気がしなかったけれど

覚悟して食べたからか?あれ?、ワリとイケてしまうかも
塩辛と、沖縄の「豆腐よう」の、結構塩辛寄りな感じ。
うん、イギリスの納豆と言われる訳も解る気がする。
ワリと大丈夫だった。3枚ぐらいなら、又食べたい!!~5枚ぐらいまではいける(頑張れば、恐らく、そんな味だった)。


いろいろ行ったな。ソニービルのカーディナル

キドニーパイは、ここもパフペストリー(折りパイ生地)だった事が残念だったが、レバーっぽい風味が内臓料理の特徴で、自分の作ったものの方向性が間違っていない事も確認出来た。

渋谷「HOBGOBLIN」(ホブゴブリン)
アイリッシュではなくブリティッシュだ。

広々とした店内は居心地が良い。

こういうアンティークなお店が出来たら・・・

見晴らしも良い。
(渋谷をこの角度から観たのは初めて)
紅茶もあるから飲めない時でも来てみたいが、なんとなく居酒屋とかでお茶を頼むのに近い感覚で、まだ勇気が出ない。

ラムの串焼きとミントソース

ミントが嫌いだから、どうしても避けていたが、こんなに美味しいものだとは・・・!!

ラム(イメージは赤)も、ミントソース(酢のアタック感がピリっっと効いていて、けっこう、上面に浮いている感じに作るんだな、イメージは青色だった)も、単品ではイギリス料理っぽくないんだけれど、一緒に食べると、一気にイギリス料理(イメージは緑)になるというか。

素敵だ。

ここで、おつまみとかサンドイッチをサクサクっと切るのかな?



時代も感じられる。


アイルランドだけれど、戸越銀座の1番端(南側)にある「巨人のシチューハウス」
(こうして実際に打ってみると何んという名前だって感じだが、調べると全国から「ファン」が集まらしい・・・全国?そりゃスゲー・・・)

素敵だなー

いろいろあって迷ったが肉の塊が入ったやはり最初なのでアイリッシュシチューにした。
野菜もゴロゴロと入って、なんとなく男性がこういう日本の家庭のカレーや肉じゃがに準ずる料理が、好きな理由が感覚と肌で解かってきた。
(お客さんが一気に4組ぐらい入ってきて、結構男性が多かったので、男だってグレートブリテン島(周辺地域)の料理食べたいよなー、全面ピンクとかの可愛らしい店、あまり行けないから・・・)

本当は付け合わせはアイルランドフェスで知ったようにマッシュポテトにアイリッシュシチューをカレーのように少しづつかけて食べたかったが、
外国だとマッシュポテトの量が凄まじい量出てくるので(最近そんな沢山食べないから)、ソーダブレッドにしたらなんという量なのだ・・・
(ビニールに入れて持って帰りそうになったが意外に食べれてしまった、しかも野菜が良い仕事をしているのか意外に食べ終わった後、軽いんだ、肉で元気も出てくるし)

もう何十年とあちこちでアイリッシュシチューを食べているが、これこれ、これがアイリッシュシチューだよという感じだった。
(塩をシチューの中に所々ふって?くれて?いた?)

肉の大きさとかこれがプロなんだなーって。
(男達の感嘆する声が聴こえる!!)

「代々木八幡タラモア」

激ウマなソーダブレッド(世の中にこんな美味しいソーダブレッドがあるのか!!と。)

ストロングボウ

イギリス南西部ヘリフォードで生まれた、樽生貯蔵のサイダー。
フランスでは有名な「シードル」とも呼ばれ、これとラガーのハーフ&ハーフは「スネークバイト」と呼ばれ、ギネスとのハーフ&ハーフもイギリスでは存在する。
青少年(←とでも言おうか)が最初の頃に接するお酒。
ハイネケン傘下の製品ということで、シードル用のりんごと料理用りんごを50種類以上ブレンドして発酵させ作られている(流石リンゴの国)。
濃縮果汁を使うと糖度が高くなるらしいが、品質を均一化する為に更に砂糖と人工甘味料を加えてあるそうだ。
ワリと、水の味が前面に出ている。
確かにお酒なんだけれど、水分補給液みたいな。
(でも果実酒ってこういうものかな?)
リンゴ果汁をもっと入れたいかな?って思った。

カレイのF&C

軽くて食べ易い、六本木の国際F&C協会以来の美味しさだ。
カレイを使うとこうなるのか。
そういえば、どっかでスズキのF&Cを食べたな「今日の鮮魚」から日替わりでF&Cにされるという・・・。

HUBで食べた牛スジ肉のギネス煮込み。

今まで苦いビール煮込みの何が美味しいか?サッパリ解らなかったが、味のポイントがやっと解った。
こう作るのか!!
そして、脂肪分の多い食材はビール煮に合う。
(煮込んでいて、苦味が消える瞬間と、塩を足すと苦味が強調される事を後で学んだ。)

目黒「タバーン」(広くて良い、スコッチの割り加減も優しくて美味しい)

ここはF&Cが唐揚げみたいで美味しかったな。
ただ、味が付いているとモルトビネガー、ダバダバはしない方が良いかも。

他にも、昔から四谷のイギリス料理店や高田馬場・六本木のアボットチョイス系「シャムロック」(←ワリと良い)など、行っているが、とにかく絶対数が少ない。

ラム肉を使ったシェパーズパイ

個人じゃ、中々仕入れられないよな(挽くしかないか)。

好みが分かれるかもしれないが、本質な感じがする。

神保町8taps

英国料理と英国好きのツボに近付いている気がする。

コロネーションチキンもあったし(サンドイッチでランチ営業もして欲しい)、サラダの入れ物が面白い。



う~ん、満足、最初(雑誌でイギリス料理を見て「スゲ~」と憧れた子供の頃)から行きたい店に行けば良かったな。
日本だと、評判悪過ぎて、でも、確かにリスクが多過ぎて、家賃と人件費が払えるか?飲食業を勉強する程、不安要素が強過ぎるんだよね。
でも、憧れは強くなるという。

『番外』/「なか卯」でローストビーフ丼(←ローストビーフはイギリス料理)が手軽に味わえる世の中になったのと、霜降り尊重主義から赤身へ世の中が進化したみたい。

「ホースラディッシュ」(山ワサビ)のクリームソースがマヨネーズの様で食べ易かった。
昼からローストビーフ丼とか?
(でも後年、自分がそんなにローストビーフ丼が好きではない事が解かった、血ではないのにミオグロビンの汁がご飯にかかるとドリップや血に感じてしまって・・・お刺身みたいに別皿の方が良いかも・・・)
昼からイギリス料理やジャガイモを食べたい気がする。
(外国みたいに1時の簡単なランチ、10時のお茶・16時のお茶があっても良い気が、そうすると若者も朝食をキチンと食べるのでは?、上司が部下に「おい、お茶の時間だぞ」と言うらしい、そんな関係って良いよな・・・)
ジャガイモは野菜だから後が軽いしビタミンもある。

2019年に豊島園から満を持して虎ノ門~内幸町の辺りに移転してきた「アッフェンバー」、昔、イギリス料理屋さん巡りをしていて豊島区のお店に行った時、料理が美味しくてここはちょっと本格的だなぁ~って思っていたら、やはり評判が良かったのかより行き易い場所に移転して来たので早速行ってみた。
(あの頃より、どのぐらい進化しているだろうか?って、自分も何軒か行ってどう見る目が変わったか?とかも気になったし・・・)
先ずは初「ピムス」、英国料理研究家のネット情報で知って前から飲んでみたいとは思っていたが日本だと中々その機会がないのでまさかここで飲めるなんて・・・
ジンとかを入れたフルーツポンチみたいなのをジンジャーエールとか炭酸で割るみたい・・・
(と、とりあえずジンジャーにした・・・)
キュウリは食べるもんなのだろうか?、「焼酎にキュウリを入れるとメロンの味になる」みたいな伝説と同じだろうか?
(なんていうか薬酒という感じだった。「呑む前に飲む」みたいな感じか?)

ユックリ楽しみたいので瓶ビールを。

次にギネス(の小さいサイズ)

そしてパイ料理、これを知りたかった。
(以前行った時はまだF&Cとかバンガーズマッシュぐらいしか知らなかった時期だったので、パイ料理って高いし・・・)

・ショートクラストはサクサクしていつつも、中は中々力強い印象(←濃いとかじゃなくて、力強く「漲る」というか)
上の皮がサクサクとしていたな・・・
・そしてオニオングレービーがビーフストックなのか、牛肉の味がシッカリと出ていて、ちょっと驚いた(美味しかった)。
世の中に色々なグレービーがあるが、これはこれで1つの「答え」なのかもしれない。

HUBがカレーランチを始めたらしい。
英国風カレーとバターチキンマサラ(チキンティッカマサラとは「やや」又違うのね?)が主に主流のようだ・・・
とりあえず英国風にしたが辛さの表記について唐辛子2だったが1の表記でいい気がした
結構フルーツっぽいような甘みがあったので。

サラダが滅茶苦茶美味しかった。
加工肉の薫香の風味が適度に丁度良いというか

なんだ、これ・・・凄い!!

阿佐ヶ谷の「マグノリアカフェ」で

ウォルシュケーキと紅茶を。

偶々、阿佐ヶ谷へ行く用事があって、帰るまでウロウロしていたら、以前から行きたかったマグノリアカフェが現れた・・・
少し足が疲れていたし(両足の足底筋膜炎なので痛い・・・)、ちょっと休憩にって。
女性客ばかりだったらやめようと見たら、男性客達も居たので、あ、これなら入れるや!!って。
小ぶりだけれど、良い店内の雰囲気だなー

窓から小さな庭(テラス)のある景色を見せるって素晴らしいかも。

男女両方とも行けるカッケー感じも英国料理店に両方兼ね備えているから嬉しいなって改めて気付いた。

若松河田の「3匹のこぶた」 (←イギリス民話だったんだ?)
クリスマスケーキと紅茶は初めてイギリスのクリスマスケーキを食べたが、洋酒は効いていても中に入っているナッツと相まって、滋味深い精神がビシっと高揚するような味に、ミルクティーの風味が・・・

店内もイギリス好きにはかなり良い。

高い英国パブ風で無くても、お酒を飲まなくても、こういうスペースがあったら

ここまでイギリス好きが前面に出ていたり、肩に力が入り過ぎた真似ではない感じは、本場の人には敵わんなーって思う。
気さくで又来たいなーって思えるお店でした。

渋谷の「Failte」(フォルチェ)
前から行こうと思っていたのだが、ビルの中ってなんか入りづらくて、でも今回勇気を出して入ってみた。
そろそろ大人になってきたのでギネスを欲っするようになってきたので、←大人とか年齢を重ねるってのは、そういうものか・・・

コロナで人はまばらだが、ゆっくり出来た感じ。

ベランダがテラス席になっているのは、ビルの中ならでわの立地条件ポイントかも!

トイレの蛇口が英国チック!

佐倉のマナーハウスではないが、ここまでこだわれたら愉しいだろうな~




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