社長つれづれ日記

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私を助けてくれる人

2007年01月19日 | 仕事
◆◆K女史

 今日は少し、K女史のことについて書いておきたいと思います。このK女史と知り合ったのは、昨年6月のことです。考えてみれば、まだ半年あまりのおつきあいなのですが、かなり長くおつきあいをしているような気がします。

 女史と言うことですから、もちろん女性です。年齢については不詳としておきましょう。私の人生の先輩であることは間違い有りません。時々は、「お姉様」と呼ばせていただくこともあります。

 スウェーデンのストックフォルム在住で、一昨年からスウェーデンウメオ市にある医療系IT企業と業務提携をした際に、色々お世話になりました。それからのおつきあいです。日本ではN福祉大学の教授、ストックフォルムでも大学の準教授などもしておられます。昔は大使館のお仕事もしていたように聞きます。

 海外生活がかなり長いため、もちろん、英語、スウェーデン語堪能です。我が社がスウェーデン側との交渉の際には、通訳の面で、また、仕事のやりとりの仲立ちなど、大変ご協力を頂いています。ですので、私にとってはなくてはならない人です。

 そして、私に、国際人としての色々なマナーの指導も頂きます。昨年スウェーデンに私が訪問した際も、ゲストで招かれた際のテーブルマナーを丁寧にご指導頂きました。そして、何より、仕事の進め方について厳しく指導も受けました。欧米の契約社会の中で、日本人の曖昧な返答や対応振りが通用しないことを、幾度となく指摘を受け、鍛えられました。

 最初の内は少々カチンとすることもあって、言い合いになったり、険悪なムードになったりすることもありましたが、よく考えてみると、K女史の言っていることの方が国際的に言うと正しいことが多いのです。もちろん、日本の文化や日本流の考え方に良いところもあり、そこの所は私も日本男児として主張するのですが、自分の国際人としての成長を考えたら、K女史の指摘や意見は大変ありがたい話しです

 昨年以来、スウェーデンと我々で進めているプロジェクトが、日に日に目標に向かって進んでいます。その分、K女史と色々やり取りすることが増えています。そして、段々に、本音のコミュニケーションが増えています。文化が違い、考え方が違い、表現の仕方が違う中で、何度も意思疎通にずれが生じます。そのたびに、本音のメールでやりとりをしています。

 段々物事を成し遂げられる人間関係になってきたかなと思っております。うわべのおつきあいでは解決できないハードルの高い目標が我々には待ちかまえています。そう言う意味で、私自身、今回のことで一回り大きく成長できるのではないかと期待しています。

 外国と仕事を進めてゆくと言うこと、このことは私の今までの経験にありません。その分、私自身の自己変革を必要としています。そして、その自己変革の大変重要なキーマンとして、このK女史の存在は大きいと思います。

 もっともっと、鍛えられてゆこうと思っています。