社長つれづれ日記

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世襲

2006年11月29日 | 「月刊理念と経営」経営者の会
◆◆世襲と言うこと

 「中小企業経営において、世襲は是か非か」について、今日は経営者仲間と議論しました。社長が自分の息子に会社の後をつがせると言うこと、このことは、日本の中小企業において当たり前に見受けられます。しかし、働いている社員さんにとってはどうなのか・・・・。

 今日は「月刊・理念と経営」経営者の会がありました。4社から経営者とその片腕とが集まり、合計八人で開催されました。私は坂野専務と出席をしており、今日は幹事役が坂野専務でした。居酒屋での会でしたが、先ず始めに、「月刊理念と経営」の感想をそれぞれが3分間スピーチしました。そして、それぞれに二人の人がそのスピーチを聴いてアドバイスをしました。その後、今日は忘年会の日だったので、お酒を飲みながら経営について色々議論しあいました。そして、先ほどの世襲うんぬんの話しです。

 このテーマは、なかなか盛り上がりましたよ。中でも、M社長は「身内だけのしらけた話しをしないで欲しい」と経営者と息子の関係の話をしたW社長に対して、かなり厳しい指摘をしていました。M社長はそういう意味では、全く血縁関係のない集まりで経営をしていますので、血縁関係を頭に置いた経営に対しては、かなり批判的な意見を持っています。

 「会社を飛躍させようと思ったら、世襲にこだわるべきではない」「会社の中での血縁関係は一般社員さんから見たらしらける」などと、ドキッとするような話も出ましたよ。色々議論で熱くなりましたが、この「理念と経営」経営者の会は本当に勉強になりますね。


◆◆資料づくり

 明日は東京に出張します。東京で重要な会議がありますので、そのための資料づくり深夜にしました。追い込まれての資料づくりは大変ですが、色々な方の協力があり、何とか対応が出来そうです。有り難いことです。

 

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (三代目)
2006-12-01 13:08:30
世襲はすべきではないが、
世襲でなけりゃ後継者もいない。
というのが中小零細企業の現状じゃないでしょうか。

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おひさしぶりです (栄一→三代目さん)
2006-12-02 19:15:32
 そうですよね。中小企業の後継者問題は大変深刻なものがあります。どこかで聞いたことがありますが、後継者がいないことで多くの中小企業が世の中から消えていっているという事だそうです。

 息子が会社を継ぐと言うこと、そのことは、全く問題がありません。どう継ぐかと言うことが問題ですね。先日の議論も、色々意見が出て、面白かったです。いろんな見方があって良いと思います。

 結論は、経営者も含め、働く人たちにとって、社会にとって意義ある会社であるかどうかですから。
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