社長つれづれ日記

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難しいシステム導入

2006年12月06日 | 仕事
◆◆システム監査

 今日は出張がてら、あるところがシステム監査をするというので、そのアドバイスに出かけてきました。一応、私も公認システム監査人及び情報セキュリティ監査人の資格を持っているので、システム監査をするということについてのアドバイスは出来ます。ということで、知り合いのよしみということで出かけてきました。

 組織の規模がある程度の大きさになると、導入されるシステムの規模もそれに比例して大きくなります。また、導入費用も数千万単位にもなり、システム導入のリスクも増してきます。

 ところで、日本の国のシステム導入は成功率が3割程度といわれています。この数字は恐ろしい数字で、ほぼ三件に一件の割合でシステム導入が上手くいっていないと言うことになります。本家のアメリカでも4割くらいとも言われていますので、如何にシステム導入が難しいかがわかります。

 そういう現状をかんがみ、色々な対策がなされていますが、システム監査を行うというのも、システム導入の成功率を上げる一つの方法ではないかと思っています。


◆◆リファレンス

 リファーするというのは、参照するという意味でよく使われますが、システム監査をするのにも、リファーするものが用意されています。これはシステム監査基準、管理基準としてまとめられていますが、これらを参考にしながら、システム監査を進めてゆくことになります。

 良い仕事をしようとするとやはり良いリファレンスを持つと言うことは必要ですね。会社の経営で言えば経営計画書などは経営のリファレンスであろうし、経営計画書を作成するとなると、ふさわしい、作成のためのリファレンスが必要ですね。そういう意味で、物事を行う際のしっかりしたリファレンス存在如何が、結果をよくしてゆくととにも繋がりますね。そんなことを考えています

 今回システム監査のアドバイスをさせていただきましたが、一応私の知り合いには喜んでいただけました。お手伝いが出来て良かったと思っています。