3935 7時半ごろスタート、まだ、乾季の真っただ中という暑さだ。日差しがきつい、カートは帆影に止まるようにしているが、カート道の反射熱を意識する。疲れもあってか、何やら、熱中症というのは、こういい物かと思わされる、眩暈のようなものもする。とにかく、このままじゃ,拙いと思い、血管を冷やすことにした。凍らせて持ってきたアクアのボトルを首の両側に交互に当てたりおでこにあてたりして、冷やした。その他の場所にもあてた。それが、正しい行為かどうかは知らないが、とにかく、13時頃の終了まで、倒れることなく、終了した。仲間も、今日が一番暑かったといっていた。間もなく11月なのに、雨の気配がない。
工場の前のコンクリート舗装が完了した。これは、乾季のままでよかった。大雨の中では、舗装はできない。
眩暈がしそうな雰囲気のゴルフの最中も、昨日、思ったことを念頭に、あれこれ、考えていた。何をどうしようか、今までの結果が良くない、良くするには、何か、今までと違ったことをしなければならない、違ったことで、改善をしそうなことはないか。
そして、14時に会社へ、冷却金型のセットを変えたり、触媒を乾燥器から、出して、常温にしたり、空気の送り孔の拡張をしてから、スタートした。リンクロンXVF600NとLDPEのリサイクルと半々で混ぜて、LDPEの被膜ができることをもくろんだ。ただし、これは、スタート時の1kgだけだ。ノズルから出てくる樹脂の偏肉を直し、出方が、真っ直ぐになるようにした。1Kgの後、リンクロンXVF600N(元の原料袋に残っていた)と乾燥済みの触媒5%を混ぜて1kgを投入し、続けた。今日はブツブツがない。これで、ブツブツの原因が確定した。何%ほど、含まれていたかどうかわからないが、触媒の水分が原因だったことを。
客先から貰ったサンプルと全く同じ程度の艶消しになっている。ブツブツは解決した。
そして、セットしたノズル、マンドレルから出てくるチューブを引き落とすのではなく、引き上げなければならない、これは、空気を送り込んで膨らませなければならない、しかし、これら、初めての試作の前から、準備ができていた。
この写真のように右から出てくる溶融樹脂のチューブの中に空気を送って、膨らませている、大体1,5倍の外径にする。切断断面積は同じだから、当然、肉厚は薄くなる。これ以上のことは書かないが、他にいくつかの変更をした。これで、触媒を混ぜてもブツブツがないそして拡大したチューブが出来上がった。
これで、ほんとに、熱を掛ければ収縮するのかしないのか、今は、分からない。時を待つしかない。実際に使う時には、装着しておいて熱路の中を通して収縮させるのだと思うが、そのテストをする手段を持っていない。
19時に会社を後にした。頭のフラフラは直っていた。
試作 見つけた 解決