3479 パイプの話の続き
3 大きめのサンプルは作れないという結論ですね。
前に、INOACさんの工場を見せてもらった時は 下水用でしょうか
大きな黒い色のパイプをたくさん作っていました。。
用途や種類が違うので、今希望するものを作るとすれば、
金型を起こさないと無理と言う事ですか。。。
“大き目のサンプルは作れないというのが結論”ではありません。
金型が無ければ、大きい物でも、小さい物でも、どんなサイズのものでも、できませんというのは
別にプラスチックのパイプだけでなく、どんな成形品でも射出でも同じことです。
逆に、金型があれば、サンプルでも製品でもできます。というのが結論です。
よろしくお願いいたします。
用途とは関係なしに、指定された樹脂で、指定されたサイズのパイプなりプロファイルなりを作るのが私たちの仕事です。
合った金型が無ければ、求めるサイズの製品はできません。
たまたま、他社のために作ったサイズのものの金型があれば、それを使えばできますが、そんな、ことは、ほとんどありません。
種類とは、樹脂のことでしょうか。同じ金型でも、樹脂が違えば、収縮率が違うので、それに合った金型を作らなければなりません。
例えば、H-PVCで作ったサイズと同じ、サイズでPPとかPEなどで作るとすれば、やはり、H-PVCの金型を使ったのでは同じサイズは出来ませんから、それぞれに合った金型を作らなければなりません。場合によっては、冷却方法やバキュームで吸引する方法も変えなければいけません。
とにかく、HDPEのパイプは外径規制でつくりますから、それ用のキャリブレーションダイ(冷却金型)とノズル、マンドレル(溶融金型)を作らなければできません。
説明しても、なかなか、分かってもらえない仕事です。
http://otaenplaext.net/newpage302.html
プラスチックの押出技術についてでしたが、下は、金型について書いたものです。
http://otaenplaext.net/newpage314.html
両方も、ぜひ、読んでみてください。
よろしくお願いいたします。
イノアックさんは、受注生産ではありません、決まった樹脂とサイズのパイプを、専用の装置で造っているだけです。光ファイバー用のオレンジに黒い線が入ったホースも作っていますね。道端で埋めているホースです。それに、大量に作るものしかやりません。一ライン、何千万円もかけているはずです。
シート屋さんとか、ストローやさんとか、波板やさんとか、袋やさんなど、自社商品として押出成形をしている会社は他にもあります。ただし、専用ラインですから、他の押出品の受注生産はできません。
4 いろいろご説明ありがとうございました。
私的には納得していますが、客先にうまく説明しないと。。。
よく分かっていない人たちですから、どうするかEさんと協議します。
客先とは、マレーシアの最終ユーザーです。Eさんとは、中に入る商社の担当者です。そして、私とは、射出成型屋さんだが、エンドオオタから、パイプを買って、射出製品に組み込んだ製品を商社から受注しようとしている人です。これらの文章からの印象は、一番の問題は、私といっている人(エンドオータの直接の客)が“納得している”と言っているが、全く、納得していないと思う。また、この私さんが “よく分かっていない人たちですから”と、最終ユーザーを評価する能力はないのに、そういうのは変!この私さんからの説明では、もし、最終ユーザーの方が、ある程度の知識を持っていたなら、逆に不安になってしまうでしょうね。エンドオータとしては,直接、最終ユーザーと話をしたいですね。
私(太田)が説明していることに空虚感を感じる、意義も意味も感じない。私にとっては初歩的な簡単な仕事だが、この話は纏まらないと思う。メンドクサクナッテしまった。一般の人は、もっとわからない話でした。無知者が有知者を評価するのが、私が居る世界です。
最近、通行できるようになった、安倍川河口近くの南安倍川橋の東側から、一般道に下りないで、バイパスのまま、久能海岸の方へ行けるようになった。
低学年?の女の子が、ヘルメットを被って自転車に乗って何処かへ出かける、信号待ちをしている。こういう風景が好きだ。インドネシアには絶対ない情景だ。
誤解評価 無知 だめだ