”ワイン”の微笑(ほほえみ)

A Smile of Wine/ Sorriso di Vino/ Un Sourire de Vin

伯爵のリゼルヴァの補足です。

2009年09月15日 12時30分27秒 | イタリアワインITALIA
公表するか迷いましたが、、、。写真の右側が新しい表ラベル、今のリゼルヴァです。ラベルより味や価格の方が重要ですが、やはりイメージが違ってしまうような感覚を持ってしまいます。各地のフェアで皆様にお会いする際、ご感想お聞かせ頂ければ幸いです。

<15> CONTUCCI Riserva

2009年09月15日 10時56分59秒 | イタリアワインITALIA
トスカーナ州モンテプルチャーノのヴィーノ・ノービレ。45代続くコントゥッチ伯爵家のワインです。このワインから私どものワインの仕事が実質スタートしました。写真の右のヴィンテージは1993年モノ、1回目の輸入のものです。この時は確か200本前後しか商品提供をして頂けなかった希少収穫年度です。(この時は急ぎで空輸。輸送したのは1997年の秋)。そもそも1997年の春から何回か取引をお願いしに現地に赴いてやっと伯爵から了解を頂いての1回目の輸入ヴィンテージが1993年モノでした。その後(写真左の1994年モノ以降)は毎年適量を輸入できるようになりました。ちょっと飲めないですね1993年モノは。勿論品質的にというのではなく記念のワインとして、、、。設立30周年あたりに皆で飲みますかっ。(笑)ところで、現時点で伯爵のワイン、在庫はゼロです。本来ならば輸入していなければいけないのですが、、。昨年の秋にも伯爵のワイナリーを訪れ、伯爵とお会いして試飲もさせて頂いています。ただ、相変わらず王道の素晴らしいノービレを生産なさっていますが、以前のノービレと比較してあまり"凄さ”を感じなかったのは本音です。”凄さ”とは重厚な中にも果実味が広がり、幾重にも味の深みを感じさせてくれるノービレの独特の感覚なんですが、この感想は試飲したスタッフに問題があると思います。最近のモダンな仕上げのトスカーナの赤を連続して別のワイナリーで試飲して、その直後の伯爵のところでの試飲だったので、伯爵のワインのデリケートさを現場の試飲の際に感じ取れなかったのだと。何ヶ月か前に2001年のリゼルヴァを日本で試飲した際は”さすがリゼルヴァ”という印象が残っていますので。ただ、元値が上昇していますし、更にラベルが大きく変わってしまうことが分かりました。伯爵のノービレとはちょっと違うイメージで、、、。新しい輸入を、どの時点で再開するか未だに決めかねているというのが実情です。伯爵のワインのファンの皆様、申し訳御座いません。