”ワイン”の微笑(ほほえみ)

A Smile of Wine/ Sorriso di Vino/ Un Sourire de Vin

3月末日

2011年03月31日 09時21分41秒 |  えん便り EN CO ltd.
被災地の皆さま、毎日が苦難の日々の連続だと思います。
心よりお見舞い申し上げます。
関東は内陸部にも液状化現象が出てきているとのこと。被災地、原発以外の状況も報道されるようになってきています。
ご家族や仲間の方々の安否確認ができていない状況にあり、自衛隊、警察、消防などの懸命な作業が続いている中、一方では、生命の危険にはさらされなかった関東の多くの箇所でも震災後の厳しい日々となっています。
3月31日。
年度末。
慌ただしい一日だと思いますが、明日から4月ということで全てをリセットできるという訳でもなく。
とにかく今日出来ることを積み重ねていくことを心がけています。

東京は暖かい日です。

2011年03月30日 12時25分45秒 |  えん便り EN CO ltd.
被災地の皆さんは、なお、大変な日々の連続だと思います。
心からお見舞い申し上げます。

昨日はイタリアからのコンテナが勝島(品川)の倉庫に入りました。
全量チェックは未だ済んでいませんが、数量がちょっと少なかったり、ラベルが貼られていなかったりと、イタリアは相変わらずの調子で仕事をしています。

夕方からある日本酒の造り手と会いました。実は既にサンプルを何銘柄か送ってもらっていてテイスティングもしています。
都内で、彼の日本酒を出す店でサンプル以外の銘柄を味見しました。
相当歴史のある、名だたる造り手ですが、革新的に意欲的に日本酒造りに没頭していることが、資料ではなく、造り手本人から長時間直接聞くことで一層納得させられました。
まだ公表するには早いかもしれませんが、多分、私どもの日本酒を造っていただくのはここだと思っています。
この何年、ワイン商でありながら日本の文化とも言える日本酒を飲み続けてきました。
もしかしたらワインより日本酒の方が量としては飲んでいるかもしれません。
2年ほど前からフェアの最中、いつかは日本酒やりますとお話してきました。
昨年末の日本橋のフェアでは一部のご来場のお客様に別の造り手(あの時期はその造り手の日本酒をやる方向でいました)の日本酒をテイスティングして頂き、実はかなりの評判でした。この造り手の日本酒も素晴らしかったのですが、企画を実現する上で調整しきれない事があり、断念していました。
私どもが日本酒を通じてやりたい事はかなりあります。国内だけではなく、海外にも紹介していきたいと思っています。
良い造り手だけでは対応できず、長い月日がかかりましたが、多分、やっと、ベストの造り手と出会えたようです。
いろいろと進めていかないと、準備していかないとデビューには辿り着きませんが、大きな一歩を昨日踏むことが出来たと思っています。

昨夜は帰宅も遅くなり、夜のニュースをしっかり見ることが出来ませんでしたが、関西では、日本の閉塞感を打開し、自粛ではなく活力をもって動き出そうという表明をしたようです。
被災地の皆さんのことは、常に心に思いながら、各地は元気を取り戻さないと日本中が窒息してしまうと思っています。
そう考えながらも、実際には被災地の方々の”今”を考えると沈んだ気持ちになってしまうのは事実です。
まだ明るいブログを書く気持ちになれないのも実情です。
結局。
結局は、日本の各地が活力を取り戻さないと被災地の皆さんも応援できなくなってしまう、だから、各地は明るく元気にならないといけないと。

このブログも新顔のワインなどの写真を掲載し、明るいブログに戻していかないと。
そう思うのですが。

19日目。

2011年03月29日 10時30分17秒 |  えん便り EN CO ltd.
震災から19日目ということになるのでしょうか。
確かに少しずつ、大変な状況下の中でも、卒業式が行われたとか、明るいニュースを聞くようになってきています。
ただ、今日だけは、今は卒業式で嬉しいけど、避難所に戻らなければいけないからという話も聞かれ、厳しい状況には変わりが無いと実感させられます。
被災地の皆様の”今”の状況が少しでも良くなることをお祈りするしかありません。

朝一番でイタリア便コンテナが倉庫に入りました。
少しずつご案内申し上げて参ります。

フランスより。

2011年03月28日 16時29分01秒 | フランスワインFRANCE
先週、フランスからのワインが品川の倉庫に到着しております。
このような時期に新着ワインのご紹介をするのもいけないのかも知れませんが、特に2銘柄は在庫が無くご迷惑をお掛けしていたものなので、ご案内させて頂きます。
南フランスのプレステージです。
収穫年度は2007年になりました。
ラベルは、メルローとカベルネと記された文字が光沢のある赤色にチェンジされています。
続いてブルゴーニュ・ブラン。こちらも新ヴィンテージ。2010年になっております。

暖かい日ですが。

2011年03月28日 14時29分36秒 |  えん便り EN CO ltd.
各地、被災地はどのような気候でしょうか。報道で知る限りでは、それなりに支援物資も行き渡るようになり、ガソリンなどの燃料も以前に比べれば、手に入れることが出来るようになったと。
ただ、報道機関が入り込んでいない、報道されない被害、地震、津波後の被害が、どうしようもなく、無数に存在していることと案じております。
被災地の皆さんの実情を思えば、東京にいるぶんでは不平不満を言えないと思います。
ただ、経済状況はズタズタです。
どこに聞いてもいろいろな形で今回の震災の大きな影響が出てきています。
今、この国に生きている人々は、死ぬまで今回の震災のこと記憶から無くなることは無いと思います。
日本中で、心をひとつにと活力を出そう、頑張っていこうと言っています。
気持ちとしては日本中が震災のこと、被災地、被災者のことを案じています。
では、心をひとつにして、何をすれば。
節電も、買い占めをしないことも当たり前として、義援金もそうだとして、何をしていけば良いのでしょうか。日本中がボランティアに動けば良いのか、働ける人間は日々の経済活動をして日本を窒息死させないようにすれば良いのか。
国としての明確な方針は当分出ないか、ずっと出ないのか。
ならば、個人個人で動け、会社会社で動けば良いのか。
結局、結論が出ません。ならば、今は、動ける地方、動ける人間は、日々の仕事に従事(節電や買い占めしないとか考えながら)するしかないのでは。
暖房器具を使うこともいけないことだと、被災地の皆さんは苦労しているのにと。
でも、それはまた違うかなと。